湘南信用金庫、ユニアデックス融資先企業のIT化支援事業で提携

ニュースリリース

2004年07月05日

 湘南信用金庫(理事長:服部眞司、本店:横須賀市大滝町2-2、以下 湘南信金)、ならびにユニアデックス株式会社(代表取締役社長:福永 努、本社:江東区豊洲1-1-1、以下 ユニアデックス)はこのたび、中小企業の再生と地域経済活性化に結びつくIT化支援事業分野で提携しました。

 これは、湘南信金の取引先企業からIT相談が寄せられた場合、湘南信金がユニアデックスに紹介し、3日間の課題現状分析と情報化成熟度調査を、「e-BAT」(*1)というツールを使用して無償で実施するというものです。

 第1弾として、湘南信金の融資先企業で企業再生中の2社に対し、今月からIT支援を開始していきます。この2社は経済産業省管轄の戦略的情報化投資活性化支援(ITSSP)事業(*2)に認可されており、企業再生会社を対象としたITSSP事業認可は今回が初めてです。

 湘南信金では、「リレーションシップバンキング」(*3)の具体策として、「中小企業サポートセンター」を窓口に、地場企業との信用基盤拡大、実際のIT構築時の融資ビジネス拡大、債権回収改善などにつなげていく計画です。

 一方、ユニアデックスは、日本ユニシス(代表取締役社長:島田精一)の金融ビジネス部門との連携で、地域金融機関と提携拡大を進め、グループとしての金融ビジネス拡大を図っていきます。また、無償コンサルティングを接点として中小企業が抱えるIT関連のニーズを広く吸い上げ、システム構築をはじめとした総合IT提案に結びつけていきます。

*1) e-BAT(イーバット)
e- Business Assessment Tool。英国で作成されたITの診断ツール。経営者とのインタビュー形式で、課題の絞込みを行い、今後の指針分析を報告するまでをテンプレート化してある。e-BATファシリテーターは「ERP研究推進フォーラム」(理事長:和田英男氏)が育成しており、ユニアデックスでは11名、日本ユニシスでは1名が資格を保有している。

*2) 戦略的情報化投資活性化支援(ITSSP)事業
経済産業省と情報処理振興事業協会(IPA)が推進する公的な支援プロジェクト。「経営者研修」、「計画書策定コンサルティング」、「IT化事例発表会」の3種類があり、実際は公益性のある法人やNPOが実施している。

*3) リレーションシップバンキング構想
中小企業との緊密な関係を長く維持し、企業再生や地域経済の活性化をめざすために、全地域金融機関がアクションプログラムを義務付けられた指針。金融庁が平成15年3月に公表。

概要図

<概要図>

湘南信用金庫は神奈川県横須賀市に本店を構える県下3番目の規模を誇る中堅信用金庫です。「地域、お客様との共生」を理念とし、融資業務においては4ローンセンターを設置し個人顧客への利便性を図る一方で、昨年「中小企業サポートセンター」を設置し、積極的な取引先支援活動を展開しています。特に企業再生には真正面から取り組んでおり、平成15年4月、融資業務に精通した支店長経験者を結集し「企業再生本部」を設立、破綻状態にあった建設会社、ホテル、リゾート施設、ゴルフ場、スーパーマーケットなどの再生に成功。取引金融機関が相次いで融資打ち切り清算を希望する中、堅調な本業事業を他の事業から切り離して再建を優先させることで、雇用確保や取引先への影響を最小限に食い止めるというまさに「リレーションシップバンキング」での最重要課題の一つを実践する、地域金融機関の模範となる活動をおこなってきています。

※ニュースリリースの内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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