ユニアデックス 慶應義塾大学の3万人以上の学生と教職員が利用できる新たなコミュニケーション基盤を構築

-「Cisco® WebEx®」と独自の共通認証システムを連携し、グローバル化対応と業務の効率化を支援 -

  • ニュースリリース

2017年06月01日

事例

ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:東 常夫、以下 ユニアデックス)は、慶應義塾大学の3万人以上の学生と教職員の全員が利用できる、新たなコミュニケーション基盤を「Cisco WebEx」(注)を用いて構築しました。これにより、6つの主要キャンパス(三田、日吉、矢上、信濃町、湘南藤沢、芝共立)、ならびにグローバルでも利用できる環境を実現しました。

慶應義塾大学では、2008年頃から学内のコミュニケーションツールとして「Cisco WebEx」を一部の教職員で活用されています。近年、学術活動のグローバル化が進み、学術・業務ともに場所に捉われないコミュニケーションの必要性が高まったことから、2016年に「Cisco WebEx」の全学導入を決定しました。

新たなコミュニケーション基盤では、大学向けサイトライセンスであるアカデミックオファーを採用したため、学生と教職員すべてが「Cisco WebEx」の主催者権限で自由に会議が開催できるようになりました。さらに、慶應義塾大学の独自の共通認証システム「keio.jp」と「Cisco WebEx」を連携させることで、すでに登録しているユーザーIDとパスワードでアクセスできるシングルサインオンの仕組みを開発し、より利便性の高い環境を構築することができました。

これにより、教職員は、キャンパス間の移動時間の短縮が図れるとともに、海外の大学との会議などにも対応することが可能になります。また、通常の会議利用だけではなく、パンデミック対応や災害時に臨機応変な利用ができる環境となりました。今後、学内で本格的な「Cisco WebEx」の活用が進み、授業や研究など学術目的での利用のほかに、教職員の会議、日々の業務などでも利用することで、働き方の見直しが図れ、コスト削減の効果も期待されています。

ユニアデックスは、「Cisco WebEx」の豊富な構築実績とサポート体制により、今回の慶應義塾大学のコミュニケーション基盤において「Cisco WebEx」の導入と構築、ならびに全学展開を支援しています。また、共通認証システムと連携する仕組みについては、開発と検証、運用サポートを担いました。

ユニアデックスは、今後も「Cisco WebEx」を活用したコミュニケーション基盤に関するノウハウを生かし、大学はじめ文教マーケット向けに提供していきます。

■慶應義塾大学「コミュニケーション環境」イメージ図

  • 注1) Cisco WebEx
    シスコシステムズが提供する、インターネットを通じて会議を行うためのクラウドベースのウェブ会議システムです。映像や音声だけでなく、参加者のパソコン上にある資料やアプリケーションも共有しながら、会議・作業を行うことができます。利用者パソコンへのソフトウエアインストール、サーバーの購入と構築、メンテナンスなどの一切が不要で、アカウントを持っていない参加者も、招待するだけで、必要なときにすぐに利用できます。
  • Cisco、WebExは、米国Cisco Systems, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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