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2007年07月25日掲載

ハッカーは悪魔か救世主か?

コンピューターウイルスが進化を続け、個人情報を盗みだす手口が巧妙化する今日、サイバーセキュリティーはきわめて深刻な脅威にさらされています。セキュリティー技術も進歩しているものの、悪意に満ちた破壊行為を行う攻撃者とのイタチごっこは永久に解決しないかのようです。

こうした悪意に満ちた破壊行為を行う攻撃者を、日本語では「ハッカー」と呼びます。
この「ハッカー」という単語は英語から来ているのですが、英語圏では

A hacker is a problem solver. (ハッカーとは問題の解決者である)

のような文脈でよく使われています。どうも日本語における悪者的な意味ではなさそうです。
実は英語における「hacker」は、下記のように、むしろよい意味で使われるのです。

A hacker is someone who has a deep interest in computer technology; it does not necessarily mean someone who wants to do harm.
(ハッカーとはコンピューター技術に深い興味を持つ人のことで、必ずしも危害を加える人間を意味するものではない)

では、日本で用いられている「反社会的な破壊行為を行う人間」は、
英語ではどう呼ばれるのでしょうか?

もっとも大きなカテゴリーとして「attacker(攻撃者)」という表現が用いられます。
特にパスワードなどを不正に解読(password cracking)して侵入を試みる攻撃者は、「cracker」や
「black-hat」と呼ばれ、それを阻止するセキュリティ技術者は「white-hat」と呼ばれます。

一方、動詞としての「hack」には、専門家として、
1) コンピューターを駆使する
2) 他人のコンピューターに不正アクセスする
という意味があり、後者のほうが一般的です。後者の意味では、「hack the system/password」や
「crack the system/password」という言い方をします。

そのほか、異なるサイバー攻撃を表す動詞として、「spoof(成りすます)」や「deface(改ざんする)」などの言葉もあります。 これらは「spoof the URL/email address」や「deface the web site」のように他動詞として使います。

ちなみに、「ホームページ」を英語でいうと「web page」。
「home page」の本来の意味は「ウェブサイト中の最初のページ」ですね。
念のためおさらいしておきましょう。

このコラムでは、英語による円滑なビジネスコミュニケーションに役立つワンポイントアドバイスや、日頃何気なく使っている英語表現についてのトピックスをお届けしてまいります。
ぜひ実際のビジネスで活用してください。


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