Top Leading Talk Feature Story Case Study Inside UNIADEX Learning Back Number
NexTalk image メールマガジン購読のお申込み
Feature Story
2007年5月29日号

地域金融機関と各地の経営応援隊をサポート!
〜「リレバン経営応援隊」を訴求するWebセミナーを実施〜

これまでもこのメルマガで何度かご紹介してきたユニアデックスの「リレバン経営応援隊」。ご存知でしょうか?これは、ユニアデックスが推進する、中小企業のIT化支援事業の名前です。初めての読者のためにあらためてご説明しておきましょう。

日本全体をより元気にするには、都市部ばかりではなく、地域経済の活性化が必要――以前から、地域の中小企業の経営基盤を強化するために、信用金庫や金融機関が企業と密接にかかわり、付加価値の高い融資を行うビジネスモデルの構築が望まれていました。こうした背景から、金融庁は2003年に「リレーショナルバンキング」構想を打ち出し、また経済産業省では、IT活用での経営基盤強化を推進する「IT経営応援隊」事業を推進しています。ユニアデックスの「リレバン経営応援隊」は、これら2つの政府事業と協調するべく2006年に立ち上げた独自の事業なのです。

今年、この「リレバン経営応援隊」事業は、「WEB会議システム」の導入によって新しい局面を迎えました。これまで、中小企業に出向いて支援コンサルを行ってきたITコーディネータの方々が、東京にいながらにして遠隔地の企業や銀行の方々に対してコンサルティングを行えるようになったのです。

というわけで今回は、先ごろ開催した地域の金融機関や中小企業向けのWEBセミナーの実証試験の様子と、実際に講演を行ったITコーディネータのご意見、そして今後の「リレバン経営応援隊」事業の展望などについてご紹介します。
 
○ITコーディネータとは…

経営者の立場に立って経営者とITベンダーの橋渡しをし、真に経営に役立つIT投資を推進・支援するプロフェッショナルを指す。ITコーディネータになるには、NPO法人、ITコーディネータ協会(http://www.itc.or.jp)の資格認定制度による認定が必要となる。この資格、もともとは経済産業省の産業構造審議会、情報産業部会、情報化人材対策小委員会が、ITを基盤にした日本企業の国際競争力向上を目的として創設されたものである。
  場所は都内のとあるスタジオ。小さな放送局さらながらに、パソコンとWEBカメラ、マイクが用意されています。WEBセミナーの参加者は全国各地の金融機関の方や、リレバン経営応援隊に興味を持っている中小企業の経営者など約50名。講師は、ITコーディネータ多摩協議会会長で、自身も腕利きITコーディネータである田中渉氏です。

田中氏は、“新しいビジネスモデル構築のためのIT経営とは -儲けの仕組み作り、欠かせぬIT経営-”と題した、リレバン経営応援隊の活動内容を解説する約90分間の講演を、受講者に向けて行いました。
リアルな会場での対面セミナーとは違って、カメラに向かいながらパソコンでスライドを巧みに操る田中氏。セミナー受講者のPCの画面には、田中氏の映像・音声とともに、田中氏が操作するセミナーのスライドが映し出されます。必要に応じて、チャット形式で質問を投げかけたり、アンケートに応えたりといった双方向のやり取りも行われます。

WEBセミナー受講中の画面。左上に講師の田中氏の映像、右上に大きく表示しているのがセミナーのスライド。講師は必要に応じてスライドに重要なポイントなどを書き込め、受講者とは左下のチャット画面から質問をやり取りすることもできる。受講者がカメラをつけていれば、テレビ電話/会議も可能だ。

「リレバン経営応援隊は、財務諸表を見て、担保だけで融資をしてきたこれまでの金融機関の対応と違って、企業の新しい側面を掘り出して、経営を強化するためのIT支援を行う頼もしい支援事業」(田中氏)といえますが、これは受講者にも伝わったようです。画像の途切れや、音声の不具合もなく、「WEB会議でレベルの高い指導が受けられる」「次回は個別のコンサルティングを・・・」などの歓迎の評価が得られ、実験は成功裏に終了しました。

ユニアデックス 東日本統括本部長 北島 英次 (左)、ITコーディネータ 多摩協議会会長 田中 渉 氏(右)


  インタビュー
無事講演が終わりましたが、今回WEBセミナーをやってみての感想や、
今後の展開に対するご意見などをお聞かせください。
- 田中 -
私どもITコーディネータ多摩協議会は、「リレバン経営応援隊」の事業が始まる以前から、地域の金融機関と連携して中小企業を支援したいという想いがあったのですが、普段は多摩地区を中心に活動しているために遠方まで出向くのが困難でした。ですから、今回のWEBセミナーは非常にありがたいシステムだと感じています。
例えば、本社が埼玉で、メインの工場が福島にあるクライアントとお付き合いがありますが、その企業は福島の工場にITを導入したものの、IT以前の問題が解決しておらず、せっかく導入したITがなかなか定着していません。そのために毎月福島まで通っています。WEB会議を用いる「リレバン経営応援隊」の事業が本格化すれば、こうした遠方に通う回数を減らせるに違いありません。
また、金融機関とも連携すれば、私ども企業支援の効率化が図れるものと期待しています。将来的には、私の事務所にWEB会議ができる環境を作れれば、現在10社ほどしか担当できないクライアント数が、20社くらいまでケアできるかなとも思っています。


WEB会議システムの導入はこれからですが、
現在、「リレバン経営応援隊」と連携して行っている活動について教えてください。
- 田中 -
まず、「リレバン経営応援隊」や金融機関と一緒になって、経営者向けの研修会を行います。その後、金融機関から「あそこの企業に是非行ってほしい」とのリクエストがあると、その企業を金融機関と訪問し、私どもが実施している「IT経営成熟度診断」をご提案します。コンサルティングをお申し込みされる企業さまは8〜9割程度でしょうか。金融機関では、通常財務指標を見て、担保だけで融資することがほとんどですが、経営者と同じ目線に立ってお話しすることで、これまでにお付き合いがあったはずの金融機関さえ知らなかった、その企業の良い点がたくさん見えてきます。その企業の良さを更に伸ばすための手段として、ITを導入・活用するわけです。

中にはITコーディネータの存在を知らない経営者もたくさんいらっしゃいます。金融機関の担当者に「何でもっと早く紹介してくれなかった」と怒っていた社長さんもいたほどです。「リレバン経営応援隊」は、ITを導入される企業にとっても、金融機関にとっても非常にプラスになるソリューションであると実感しています。


今回はWEBセミナーという形式の実証実験を行いました。
今後ユニアデックスが双方向のWEBコンサルティングなどを本格化するにあたっての構想や、
克服すべき課題について教えてください。
- 北島 -
田中先生がおっしゃるように、 「リレバン経営応援隊」はいろいろな可能性を秘めていますが、「face to faceでない状態でどこまでできるのか?」が課題として挙げられるでしょう。そういう意味では、田中先生のような腕利きのITコーディネータの方にご協力いただき、各地域のITコーディネータを育成していけるかどうかがポイントになってくるでしょう。現地企業の中に現地のITコーディネータが入っていって、その人たちが活躍できるようなシチュエーションを作れるかどうかです。経験の少ない方には、段階を経てその人にお任せする部分を増やしていければと思っています。徐々に輪を広げていき、業種・業界別といった専門的なコーディネータの細分化も行うことで、あらゆる業界に対応できるようにしていきたいと考えています。専門的なコーディネータは、企業側、金融機関側からも期待されていますから。

WEB会議システム自体について、企業も我々自身もまだ不慣れな部分が多々あります。100パーセント問題ないとは言い切れません。今回のような実証試験を積み重ねて、徐々に慣れていく必要があるでしょう。このWEB会議システムを、技術面だけでなくそれを扱う人材共々、さまざまな改善を行うことで、あたかも傍にいるかのような、まさに「face to face」に近づけるようブラシュアップしていきたいですね。


▲ページTOPへ

メールマガジン購読のお申込み 〜真価を起動する〜 UNIADEX - NexTalk