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最終回
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(第10回)上海マラソン
2003.11.18
2003年11月15日の早朝、「加油!加油!」(ジャーイォ:がんばれ)の声援を受けて、第八回上海マラソンが外灘(ワイタン)でスタートした。日系企業が主催ということもあり、約1,000人の日本人を含む約1万人の上海市民が参加した。 子供と一緒に参加している人、会社の旗を持ちながら走る人など、小さな子供から92歳の老人まで幅広い年齢層の方々が秋晴れの中楽しんだ。種目はフルマラソン、ハーフマラソン、健康マラソンがあり、中でも人気があるのは、外灘から南浦大橋(ナンプーターチャオ)までの健康マラソンである。外灘の景色を見ながら走れることと4.1kmという気軽さが大勢の市民に受け入れられているようである。
私は、外灘の通りを走ることは貴重な体験のため、レトロな景色を楽しみながらスタート地点から歩くつもりであった。しかし、スタート開始直前になると学校関係の団体があちこちからスタート地点に集合してきて、たちまち、私が7,000人にも及ぶ大群集の真中になってしまった。後方の走者の邪魔にならないよう最初の1kmだけ走らしてもらった。沿道には、中国独特の踊りをしながら声援する団体もあり、和やかな雰囲気であった。その声援を受けて少しがんばったせいか、筋肉痛に悩まされている。
中国の人たちは健康面に非常に気を使っていると思う。早朝、公園を散歩すると必ず太極拳をしているグループを見かける。しかも必ず側に木がある場所でやっている。これは自然の木から「気」を受けながら太極拳をしているのだそうだ。これも中国4000年の知恵か。
上海マラソンのように日系企業が主催するイベントが数多くある。中国社会に貢献しながら、13億人のマーケットでビジネスをしていくためには、早く、中国社会に溶け込みたいという企業側の思惑が感じられる。第3次上海進出ブームの中で多くの日系企業が進出してきているが、撤退していく企業も少なくない。夜になると外灘にあるビル屋上に多くの日系企業のネオン広告を見ることができる。華やかなネオン広告の裏には、多くの苦難があったことと思うが、「いずれはわが社も」という思いを抱きながら走った上海マラソンであった。
以上
【筆者プロフィール】
沼田忠雄
日本ユニシス米国駐在員(96年−00年)
ハードウエアプロダクト部(01年)
ユニアデックス株式会社事業推進部(02年)
上海リエゾン(03年〜)
趣味:三国志読破に挑戦中。
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