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海外進出第二期 企業の注意すべき点は?最適なIT支援サービスとは?

日本企業の、第二期ともいえる海外進出の動きが目立っています。とりわけ中堅・中小企業を巻き込んでの進出では、スピードとコストに優れるシステム構築が求められています。

とはいえ、現地の事情を十分に把握しきれないままの海外進出では、危険すぎます。進出時にまっさきに求められるIT化のために、企業は一体何をすべきか?今回は、海外の最新事情とともに最適なIT後方支援サービスというものについて、ユニアデックス海外事業推進室長 井上友二と海外事業推進室 サービスアーキテクト 原田 望に話を聞きました。

井上 友二 原田 望
井上友二
海外事業推進室長
原田 望
海外事業推進室
サービスアーキテクト


Q 日本企業の海外進出は、第二期を迎えているといわれていますが?

日本企業の海外進出といえば、かつては欧米地域が多数を占めていました。それが1990年代になると、欧米への鈍化とともにアジア地域への進出が拡大していきました。そのなかでも、自動車産業を中心としたASEANそして家電や繊維産業を中心に急速な伸びを示しているのが中国です。

日本貿易振興会が実施したアンケート調査では、2001年と1996年との比較で製造業の業績は、国内市場での減収が47.6%に対して、海外市場では50.4%で増収を記録しています。同じく、現在の重要市場としてのトップは中国の80.6%で2位の米国の73.4%を上回り、今後の開拓市場としても中国が61.7%で2位のASEAN諸国の24.6%を大きく上回っています。

こうしたなかで、最近では大企業の第2、第3工場の建設に伴った中堅・中小企業の海外進出が目立ってきており、さらには製造業だけでなく物流や人材派遣、飲食業や小売といった第三次産業の進出も多く見られるようになってきています。

このように、大企業を核に中堅・中小企業までが海外拠点での活動を活発化させるに伴い、今後もますます短期間に海外への進出を果たす企業の数が増加するものと予測されます。


Q 進出企業のIT構築には何が必要ですか?

現在の企業が海外進出時に真っ先に求めるのは、当然ながらスムーズなオペレーションとコスト削減のためのIT技術導入と稼動です。ITが絡む以上、大抵はご自分だけではどうにもなりません。お国柄(文化)の違いから各国のインフラの違いにまで精通した、確かな経験を有するITパートナーを探すことがまずは重要です。例えば海外進出時にどのようなことに注意すべきか、日本企業の進出が著しい、上海の例で説明しましょう。上海では、1週間に1件のペースで工場ができているといわれるほど、現在も進出ラッシュが続いています。いずれも、都市部から郊外へと車を走らせた所に、一大工業団地が建設されています。

進出理由は多岐に渡っており、大企業から中小企業まで業態も様々です。また、最近の傾向として大企業の進出に伴うパーツサプライ関連メーカーの、新たな工場進出が増えているように思われます。

そして、これらの進出に共通していえるのは、コスト削減にてITの先任者を派遣する例がほとんど見られないということです。かといって、現地へいきなり行っても、どういうISPがあるのか、どのくらいの価格なのか、また申し込みはどうするのかといった状況が国や地域によってさまざまに異なっています。

上海の場合は、特にネットワーク回線の申し込みが殺到しており、数カ月の単位で待たされるといった状況も珍しくありません。

このように、通信料金は高い割には帯域もあまり太くなく、また停電も起こりやすいといった、日本のインターネット事情とのかなりの違いが、上海に限らず多くの地域にあることを、企業としても事前に知っておく心構えが必要です。こうした時に、最初からコンサルティングができるパートナー捜しが重要なのです。

システムが稼働するまでのこんな不安を解消します。


Q ユニアデックスは、どのように対応できるのですか?

日本では当たり前の環境を、そのまま現地でも享受できることを目標に、オールインワンのサービスを提供させていただいております。「グローバルマネージドITサービス」と呼んでいるものです。

ユニアデックスでは、ネットワークの構築から運用に必要とされるネットワークマネジメントからプログラムマネジメントまでの、最適なシステム運用管理をまとめて支援する「MSP(Management Service Provider)サービス」を提供しています。「グローバルマネージドITサービス」は、このMSPサービスをさらにグローバルなネットワーク環境へと拡大して提供するサービスといえます。

ネットワーク先進国の日本では、ごく当たり前のように24時間のサービス体制でメンテナンスに駆けつけてくれるといったような環境が整っていますが、ひとたび海外へ進出となるとさまざまな障害が派生してきます。それゆえ、事前に十分な現地調査が必要になりますが、現実には数カ月後には海外でビジネスを開始しなければならないといったケースも少なくありません。しかも、限られた予算の中では、ネットワーク管理者を派遣する余裕などないのが現状です。

こうした時間と安心できるネットワーク運用のクォリティの確保という課題に対して、オールインワンですべてのサービスを提供するのが「グローバルマネージドITサービス」です。このサービスの土台となるのが、ユニアデックスのパートナーである米国ユニシスのGIS(グローバルインフラストラクチャサービス)の存在です。世界100カ国に約1万人のスタッフを配して、インフラの設計から構築、保守に当たることができる基盤です。これにより、日本的なサービスの提供についてはユニアデックスがリモートコントロール、もしくは一部の地域には現地リエゾンにより米国ユニシスと協業でサポートを提供する一方、現地の問題は米国ユニシスのGISのスタッフによってフォローするという体制を確立しています。



Q その「グローバルマネージドITサービス」によって、何がどう変わりますか?

このサービスの強みは、点と面におけるサポート力にあります。その違いを、ソリューションを例に説明します。さきほどから上海の話が出ていますが、およそ15〜30人規模のオフィスの開設もしくは拡張に対応したソリューションとして、WAN環境からファイアウォール、メールサーバーなどのサーバー群、そしてPBXやUPSまでのオールインワンのパッケージを用意しています。

これには、もちろんシステムの設計から導入、運用、管理までがすべて含まれています。用途としては、工業団地への進出を控えた事務所の開設とか、最近の傾向として増えているソフトウェア開発やヘルプデスクの開設など、場所に左右されることなくITを利用してグローバルなサービスを提供するビジネスに適したソリューションといえます。

こうした海外拠点の進出を点とする一方で、当社では日本ユニシスの時代からの20年にわたるノウハウを生かした、面となるグローバル展開でのサービスを提供しています。一例を挙げると、日本のグローバル企業がアジア地域に展開しているネットワーク環境があります。各国に点在するルーターの1つひとつを、お客様が管理する手間は相当なものです。これを、ユニアデックスでは日本から一元的に散在するルーターをコントロールして管理しています。

これまでユニアデックスは、このように海外進出した日本企業のITサポートを導入/保守サービスを中心として、米国ユニシスへ委託するに留まっておりました。そういう意味で、全てのサービスをパッケージ化したMSPサービスをユニアデックスが米ユニシスとの協業により積極的に提供する事で、お客様の事業拡大とTime to Marketを実現します。こうしたお客様とのウィン・ウィンの関係を実現するスタイルは、「グローバルマネージドITサービス」が初めてになります。


Q 今後の注意点は?

現在ネットワーク構築の手段としてもっとも注目されているものに、インターネットVPNがあります。これまでは専用線もしくは閉域網によるVPNで基幹網を構築し、そのバックアップや、遠隔サーバーのリモート保守用回線としてインターネットVPNを利用するという選択が常識的でした。しかし最近では、大手製造業を中心として、基幹網をインターネットVPNにより構築し、そのバックアップとして帯域を狭くした専用線にて構築するといった検討が開始されています。インターネット技術の著しい技術革新に加え、グローバルなビジネス展開のなかで国際的な競争力を維持するためには、そこまで徹底したコスト追求が必要であるというのが理由です。

実際のところ、昨年の同時期と比べてもインターネットVPNの案件の数は増えており、スピーディに海外進出を果たしたい、あるいはコストを下げてネットワークを構築したいといった要望への最適解として、大きく普及しそうですし、むしろこの方式の盛り上がりが海外進出を後押ししているといってもいいぐらいです。当社としてもこうした技術への対応力を武器に、大いにプロモーションしていきたいと思います。海外進出でお困りの節は、どうぞユニアデックスまでご用命を。


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