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One-stop Talk〜森羅万象はユニアデックスのサービスにつながる!?〜
 プレゼンスなサービスをめざす今後の「ケータイ」

電子メールが普及した最大の原因は何だろう?それは、恐らく電話の弊害によるものだと思う。電話は、いつでも相手の状況(プレゼンス)が見えないままでかかってくる。そのために、電話はいつしか厄介な存在になってしまったようだ。

マーフィーの法則においても、大事な電話は留守の時を狙ったかのようにかかってくるし、ドラマのクライマックスシーンに限ってかかってきたりもする。そしてそういう時に決まって、取ろうとした瞬間に切れてしまうのだ。携帯電話に関しては、留守番電話機能によって用件は伝わるようにはなったが、これにしてもコールバックが欲しいや、後でかけますという意味深なメッセージが残っているだけのことがほとんどである。

一方で電子メールは、用件のみが簡潔にまとめられているために、内容が分かりやすくなり、またいつでも自分の好きな時に読むことができるために、もはやビジネスに欠かせないツールとなった。しかしその反面、蔓延するSPAMメールに対して決定打が見出せないままである。電子メールもその便利さと引き換えに、序々にわずらわしい部分が出てきたような気がする。

この携帯電話と電子メールの双方の良さをミックスされた「プレゼンス・サービス」が登場しはじめた。

「プレゼンス・サービス」とは、相手の状況を確認した上で、電話をかけることができるサービスだ。IM(インスタント・メッセンジャー)などが、自分の状態や気分をお知らせすることによって、相手と話をしなくても、存在感が確認できたりするのと同じような機能を、携帯電話が持ち始めたのである。現在が取り込み中なのか、そうでないのかが最初に確認できれば、用件を伝えるのにメールにするか電話にするかを選択することができる。もしくは、相手のことをもっと気遣うことさえできる。上司も、部下が取り組んでいる仕事に対して、単なる思いつきだけで中断させるということもなくなるだろう。さらに今後は社内のネットワークがもっと進化すると、「プレゼンス・サービス」で業務の進捗状況を「プレゼンス」で表示しておくことも可能になるに違いない。

そうなる上で最も重要なのが、電話料金などの通信コストだ。通信コストは電話が誕生して一世紀以上も経過するが、あまり安くなっていないのが現状だ。しかし、IP電話の品質向上により、固定電話も携帯電話も、当然IP電話を意識せざるをえない状況となった。そこで登場するのが、IP電話との相互乗り入れのハイブリッド型電話だ。しかも、携帯電話にさえ相互乗り入れが可能になってきている。すでに「skype」http://wwww.skype.com/ などのIPソリューションが海外との通信環境を限りなくゼロに近づけている。また今年7月にNTTドコモが発表した「N900iL」は、国内初のFOMA(R)/無線LANデュアル端末であり、社外では通常の携帯電話として、社内では無線LANを利用し内線電話としても活用することが可能だ。社内でのやり取りにも関わらず、わざわざ公衆回線を利用しなければならない、といった「ムダ」がもうなくなるのである。企業の総務担当者にとっては朗報ではないだろうか。近い将来、電話も従量課金ではなく、定額課金へと変化することだろう。電話会社は、ユーザーが他の電話会社へ移転するのを防ぐために、付加価値としてさまざまな「プレゼンス・サービス」を提供していく土壌を作る必要が生じてくる。

ユーザーは自分のプレゼンスを表示しながら、全世界の支店や得意先と内線感覚で電話をすることができる。またその情報をハードディスクに記録したり、書類に添付したりすることによって、課金を気にすることなく、さらにビジネスの加速度をアップさせることができそうだ。

しかしだ。課金のコスト意識がなくなると、見えてこないコストが発生する。「時間コスト」である。企業で一番のコストは、社員一人一人の時間コストなのだ。「プレゼンス・サービス」によって、便利になり、誰にも邪魔されなくなった「時間」。その「時間」によって一体何が生産できたのか?まず問われるのは間違いなさそうだ。


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