ストレージ仮想化
ストレージの仮想化では、予測困難なデータ容量増加への対処を可能にします。仮想ディスク容量を仮想サーバーへ動的に割り当てることで、ストレージに対する初期投資を抑えるほか、複雑化しがちなディスク管理をシンプルに行えるようにします。
ディスク容量の仮想化(シンプロビジョニング)
増大するディスク容量に対し、仮想のディスク容量をサーバーに割り当て、実際に不足した場合に物理ディスクを追加する方式です。ストレージに対する初期投資を抑え、実際に不足した際にも業務を停止せずにオンラインで作業が可能といったメリットがあります。
NAS用ストレージ(NetApp FASシリーズ)機能
NAS用ストレージのNetApp FASシリーズで専用OSであるData ONTAPで提供しているFlexVol機能を使用し、RAIDグループの集合体であるアグリゲート内に抽象的な仮想ボリューム(FlexVol)を作成することができます。割り当て 時に“ギャランティ無し”を選択すると、実際にアグリゲート内で保持している以上 の仮想ボリューム容量を割り当てることも可能です。
SAN用ストレージ(SANARENA)機能
SAN用ストレージであるSANARENAの機能でプールの中から仮想Volを作成し、それをサーバーに割り当てる方式です。仮想Volの初めの実際の使用量は数10MB程度でその後の書き込み量に従い、プール内のプールVolから
実際のディスク容量として使用されます(プールVolは均等に使用されます)。
統合と階層化
近年のディスク使用量の急激な増大により、社内システムに複数のストレージを保有されている場合が多くなってきています。また、そのストレージ機器も複数のベンダーの製品が存在するケースも多いため、その管理が困難になってきています。ストレージ統合を行えば、このような課題を効果的に解決できます。
アプライアンス(ARX)の利用
ARXはベンダーの異なる複数のファイルストレージ(NAS、Windowsファイルサーバーなど)を単一の論理空間として統合することができるファイルストレージ仮想化スイッチです。異機種混在環境を一元管理することができるだけでなく、データ移行やバックアップ等の管理作業の自動化もできるため管理者の負担軽減も可能です。
SAN用ストレージ(SANARENA)機能
SANARENAのUniversal Volume Managerを使用すると、SANARENAを通して他ベンダーのSANストレージ内のボリュームをSANARENAのボリュームとして使用できるようになります。これによりシステム管理者は異なる複数のストレージを容易に管理できます。

