Tibero RDBMS

可用性・性能面・コスト面で優れた標準SQL準拠のデータベース製品

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概要・特徴

概要

『Tibero RDBMS』はティーマックスソフト社が開発した、高性能なRDBMS(Relational DataBase Management System)です。
標準SQLの他、Oracle独自のSQLやデータ形式、PL/SQLなど互換性が高く、エンジニアがすでに身につけている知識を活用できます。
また、クラスタリング機能やパーティショニング機能、マルチスレッド処理、完全な行レベルロック(ロックエスカレーションは発生しない)など可用性と性能面で高い技術を基に実装されています。

特徴

  • Oracle11g相当のRDBMS機能を持ちながら、ライセンスおよびサポートの価格はOracleの半額程度
  • OracleRACと同等の高可用性機能TAC(Tibero Active Clustering)を実装
  • Oracle独特のSQLに対応しているため、アプリケーションの移行が容易

機能・仕様

機能

Tibero RDBMSの主な機能

RDBMS基本機能

標準SQL準拠、Oracle社非標準SQL、 PL/SQLに対応標準SQLだけでなく、方言と言われるOracle独自のSQL文に対応しています。
RDBMS製品は独自なSQL文を実装していることが多いのですが、TiberoはOracleに置き換え、Oracleと同じように使えます。

backup

オンラインバックアップが可能なので、データベースを止めずにバックアップを取得できます。オフライン、増分バックアップも可能です。

recovery

異常終了した場合、クラッシュリカバリーを自動的に実行します。DBの変更ログを使いデータを復元し、異常終了前の 状態に戻すことができます。
また、メディアリカバリー機能で、障害前の特定の時点に戻すこともできます。

TAC(Tibero Active Clustering)

Oracle RACと同様にシェアドディスク方式でマルチマスターレプリケーション機能を提供します。台数を増やすことで全体のパフォーマンスを向上できます。

モニタリング

自動性能管理モジュールにより各種性能情報、セッションの状態を定期的に保存します。この情報を元にデータベースの性能分析、診断を行えます。

データベースリンク

遠隔の同種/異種データベースサーバーのテーブル照会および入力、修正、削除をサポートし、Oracle、MS-SQL Server、IBM DB2、Sybase ASE Serverなど多様な異種DBMSとの相互運用性を提供します。

パーティショニング

テーブルが大きくなった際などにテーブルを分割して管理する方法です。

DB環境移行支援ツール「T-UP」

「T-UP」は、Tibero RDBMSで提供する互換性評価およびマイグレーション・ユーティリティーです。マイグレーション対象DBの互換性、移行率を評価し、マイグレーション可否判断指標を提供します。また、対象となるDB内のスキーマオブジェクトをTibero RDBMSに自動で移行が可能です。

仕様

サポート対象OS

  • Linux
    • Red Hat Enterprise Linux
    • CentOS
  • Windows Server

関連ソフトウエア

次のソフトウエアについては検証時に正常動作を確認しております。

HAクラスタリング:LifeKeeper、ClusterPro
監視:Zabbix
バックアップ:NetVault

ラインアップ

Tibero 6

Enterprise Edition

  • ライセンスはコア単位で課金
  • 仮想環境上では仮想CPU数(コア数)で課金する

Standard Edition

  • 4ソケットまでの物理サーバー上で稼働させる場合に適用可能
  • TAC利用可能
  • ライセンスは物理サーバーのソケット単位で課金
  • 仮想環境上では仮想CPU数(コア数)で課金

※ 記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
  詳細は「商標について」をご参照ください。

商品販売元

更新日:2022年04月14日

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