概要
多くの企業でデータバックアップやアーカイブ、ディザスターリカバリー用途としてパブリッククラウドが利用されています。ただし、データをそのままクラウドにバックアップしてもコストは下がらず、バックアップ/リカバリー時間や回線、セキュリティーの問題も大きな課題となってきます。
それらの課題をNetApp AltaVaultが簡単かつハイパフォーマンスに解決します。
特徴
バックアップコストの削減
- 既存バックアップソリューションとの連動が可能
- コストメリットの大きなクラウドサービスを利用
- テープ運用を廃止し、運用コストを削減
バックアップ/リストア時間の短縮
- インラインの重複排除と圧縮技術によりデータボリュームを最大30分の1に圧縮
- 直近のデータはAltaVaultにキャッシュ
- LAN接続(NAS接続)によるバックアップウインドウの短縮
暗号化によるセキュリティー担保
- 重複排除と暗号化により、クラウドへ保管されるバックアップデータは無意味化される
- 独立した暗号鍵を管理
- AES256暗号化採用、FIPS-140-2レベル1認証
ディザスターリカバリー
- データセンター罹災時は仮想アプライアンスもしくはクラウドベースアプライアンスを利用し、
クラウド内でデータリカバリーが可能
機能
AltaVaultは重複排除・圧縮によりデータを効率的に削減し、クラウドへのデータ転送を最適化したクラウドストレージゲートウェーです。
災害対策としても ~クラウドバックアップをさらに有効活用~
アプライアンス障害時もクラウド内でデータを復旧できるため、データの信頼性は維持されます。
ラインアップ
お客様の環境に合わせて3つのモデルから選択いただけます。
アプライアンスモデル
仮想アプライアンス
クラウドベースアプライアンス
クラウド容量は、アプライアンスの使用可能なローカル容量の5倍となります。
たとえば、使用可能なローカル容量が32TBの場合、最大160TBのクラウド容量がサポートされます。クラウドの論理容量は、重複排除によるデータ削減率を30:1とした場合の計算値です(バックアップ モード時)。
Amazonマーケットプレイスでは、すべてのAltaVaultクラウド アプライアンスをAMIとして購入できます。Microsoft Azureでは、AVA-c4のみをAVMとして実行できます。
※記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
詳細は「商標について」をご参照ください。