VMware NSX Data Center
ネットワークの俊敏性・柔軟性を高める！VMware のネットワーク仮想化技術
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概要・特徴
VMware NSX Data Center は、データーセンターを構成する物理的なネットワークコンポーネント（スイッチ、ルーター、ロードバランサー、ファイアウォールなど）を抽象化し、仮想的なネットワークコンポーネントを提供することで、データーセンターネットワークの柔軟な運用を実現するVMwareのネットワーク仮想化ソリューションです。
VMware NSX Data Centerを利用することで、物理機器に依存することなく、柔軟で迅速なネットワーク構成を実現することが可能になります。マイクロセグメンテーションにより仮想化環境のセキュリティーにも貢献します。
機能・ユースケース
マイクロセグメンテーション
従来の物理機器によるネットワーク境界でのファイアウォールの代わりに、各仮想マシンの仮想NIC単位でソフトウエアによる「分散ファイアウォール」の設定が可能となります。同一ネットワークセグメント内でも、細かなセキュリティー制御を実現し、仮想デスクトップ基盤をはじめとしたさまざまな仮想化基盤でより高度なセキュリティーを実現します。
オーバレイネットワーク
カプセル化プロトコルの技術により物理ネットワーク上に "オーバーレイ" の仮想ネットワークを作成する機能です。オーバーレイネットワークを利用することで管理者は物理機器の設定や配線を意識することなく、システムの要件に合わせたネットワークを迅速・柔軟に構築することができます。
NFV（仮想アプライアンス）
仮想アプライアンスによってルーティング/ファイアウォール/NAT/DHCP/DNS/ロードバランサー/VPNなどのネットワークサービスを提供します。
ライセンス体系
VMware NSX Data Center エディション
| 機能＼Edition | Standard | Professional | Advanced | Enterprise Plus | ROBO |
|---|---|---|---|---|---|
| NSX Data Center注1 | |||||
| 分散スイッチと分散ルーティング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇注4 |
| NSX Edge ファイアウォール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| NSX Edge NAT | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 物理環境へのソフトウエアL2ブリッジ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| ECMPによるダイナミックルーティング(アクティブｰアクティブ) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| クラウドマネジメントプラットフォームとの連携注2 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 分散ファイアウォール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| VPN (L2 およびL3) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| NSX Cloudとの連携注3 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| NSX Edge ロードバランサー | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| 分散ファイアウォールとの連携(Active-Directory、AirWatchおよびサードパーティー製品との連携) | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| Application Rule Manager | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| コンテナに対するネットワーキング＆セキュリティー | 〇 | 〇 | |||
| マルチサイトにおけるネットワーキング＆セキュリティーの最適化 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
| ハードウエアVTEPとの連携 | 〇 | 〇 | |||
| エンドポイントの監視 | 〇 | ||||
| レイヤー7 ファイアウォール(アプリケーションおよびRDSHセッション) | 〇 | ||||
| vRealize Network Insight Advanced | |||||
| ネットワーク監視、最適化、およびトラブルシューティング | 〇 | ||||
| ファイアウォール計画と管理 | 〇 | ||||
| ネットワークトラフィックとトポロジーの可視化 | 〇 | ||||
| NSX Hybrid Connect Advanced | |||||
| 大規模対応のワークロード移行 | 〇 | ||||
| 移行時におけるWAN最適化 | 〇 | ||||
| マルチリンクにまたがるトラフィックおよびワークロードの管理 | 〇 | ||||
- 注1) より詳細な機能説明については、VMwareホームページおよびナレッジベースをご参照下さい。
- 注2) L2, L3 & NSX Edge との連携のみ
- 注3) 利用に際して、別途クラウドサービスのサブスクリプション契約が必要です。
- 注4) スイッチ機能のみ
サービス
アセスメント、コンサルティング、導入から保守・運用まで幅広く対応いたします。
| コンサルティングサービス | 仮想化健康診断（VOA）サービス |
|---|---|
| 検証（PoC）支援サービス | |
| 導入構築サービス | 基本導入サービス |
| 設計支援サービス | |
| 保守サービス | 平日サポート/24時間365日サポート |
| グローバルサポート |
仮想化健康診断サービス（VOA）
仮想環境のコスト削減には仮想サーバーの統合率を高めることが重要です。しかし統合率を高めすぎて必要な性能が確保できなくなっては困ります。ユニアデックスの提供する仮想化健康診断サービスでは、お客さま環境のリソース情報をVMware vRealize Operations Manager を活用し、収集した情報をもとに仮想環境に精通した技術者が分析・診断・レポートを行うことで、より効率的な仮想化環境の実現をお手伝いします。
また、VMware NSX Data Centerを利用されているお客様へは、VMware vRealize Network Insightを活用し、ネットワークの利用状況についても分析・診断・レポートを行うことでより効率的な仮想化ネットワーク環境の実現もお手伝いします。
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商品販売元
更新日：2019年12月02日
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