Lenovo Converged HX

高信頼性のハイパーコンバージドインフラストラクチャーソリューション

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  • サーバー
  • ネットワーク
  • 仮想化

概要・特徴

概要

Lenovo® Converged HX は、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)市場で世界No.1のシェアを誇るNutanixのソフトウエアを、IBM®社のメインフレーム技術が生かされた信頼性の高い、Lenovo社のIAサーバーであるSystem x®に実装したアプライアンス製品です。
複雑になりがちな仮想化環境の構成をシンプルにし、運用管理も含めたTCOを削減します。

各モデル:上から順番にLenovo Converged HX3310、HX5510、HX7510

Nutanixとは?

「サーバー」、「SANスイッチ」、「ストレージ」の三層構造で構成する従来型の仮想化基盤は、下記の様な課題を抱えています。

SAN/NASを用いた従来型システムの課題

  • 高価な導入コスト
  • 煩雑な運用 → 運用コストの増大
  • ラックスペースの拡大
  • 難解なトラブルシューティング
  • パフォーマンスの低下

Nutanixは、これら従来型の仮想化基盤が抱える課題の主な要因となるSANやNASを使用せずに仮想化環境を実現するアプライアンスです。サーバーの内蔵SSD,HDDをソフトウエアデファインド技術によって抽象化、プール化することにより、分散ストレージを実現。従来のように運用管理負荷が高く、複雑なストレージ設計が必要だったSANやNASを不要とし、シンプルかつ拡張性の高いITインフラストラクチャーを実現します。

特徴

シンプルな導入と管理

Lenovo Converged HXは、設置後、数十分で仮想化基盤の構築が可能。従来のようにサーバーやストレージをそれぞれセットアップし、組み合わせる作業は必要ありません。またNutanixの優れた管理ツール "Prism" は仮想マシンの作成や災害対策などの運用まで、仮想化基盤全体を直感的なUIで管理することができます

高い拡張性

最小構成として、わずか3台のサーバーでからスモールスタートし、必要に応じてサーバーを単純に追加するだけで、期待するパフォーマンスへと無制限(※1)に拡張することが可能です。
(※1)選択されるハイパーバイザー、もしくはライセンスによって拡張できるノード数が制限される可能性があります。

高い信頼性

Lenovo Converged HXのベースとなるハードウエア、 Lenovo System xは、IBM社のメインフレームの設計思想を引き継いだ、信頼性が求められるシステムに最適なIAサーバーです。障害時にホットスワップ可能なパーツ点数も多く、万が一の障害の際にも電源を落とすことによる懸念を最小限にすることができます。
また、事前障害予知機能(PFA)は、メモリーやディスクにおけるエラー訂正回数や推移から故障に至る前に障害を予知し、障害発生前に警告を発します。障害発生前に部品を交換することで突発的な障害の回数を削減することが可能です。また事前障害予知機能能(PFA)と、Sysytem xの管理ツール(XClarity)とを組み合わせることで、障害発生の予兆を検知し、障害発生前に仮想マシンを動的に別ノードへ退避することも可能となります。

高い汎用性

汎用性の高い仮想インフラストラクチャーですので、さまざまなアプリケーションを実行可能です。

想定される主な利用シーン
  • デスクトップ仮想化(VDI)
  • サーバー仮想化
  • ビッグデータ基盤
  • 災害対策(DR/ディザスタリカバリ—)
  • ブランチオフィス展開のための柔軟でスケーラブルな仮想化基盤向け など

復元性の確保

常に安定稼働するように設計された自己修復型のインフラストラクチャー により、ビジネスクリティカルおよびミッションクリティカルなアプリケーションにも対応できます。

データ保護の方法

データは独自の分散ファイルシステム「NDFS(Nutanix Distributed File System」により、ローカル、およびネットワーク越しの他ノードに分散配置され、万が一のノード障害でもデータロストがなく、業務継続が可能です。仮想マシンを構成するデータ領域と、自ノードでサービス提供中のデータの読み書きは、ローカルディスク上(Data Laocality)で行うため、データの読み込み速度は高速です。データは使用頻度に応じて、使用率が高いものは優先的にSSDに保存され、それ以外はHDDに保存されるよう使い分けが行われため、高速な読み書きが可能となります。

ユニアデックスの高い技術力で更なる安心をご提供

ユニアデックスでは、Lenovo Converged HXの構築およびサポートサービスはもちろんのこと、この上で動作する仮想化ハイパーバイザーや仮想デスクトップ(VDI)、ゲストOS、ミドルウエアなどのマルチベンダー環境を、調達・設計・導入・サポートサービスまでワンストップでご支援。日本全国180か所のサービス拠点から24時間/365日、高信頼/高品質なサービスをご提供します。

Lenovo System xのサポート実績
ユニアデックスでは、現在まで3,000台以上のSystem xに対する自営サポートサービスのご提供実績があります。(2016年3月現在)

ラインアップ

Lenovo Converged HX Series取り扱い製品

スクロール
ソケット数 フォームファクタ ノード モデル名 主な利用用途
1 2U 1 HX5510-C ストレージ容量拡張用モデル
2 1U 1 HX1310 ROBO(リモートオフィス・ブランチオフィス)対応モデル
HX2310-E 中小規模のお客さま向け
HX3310 基本モデル(主に仮想サーバー/VDI向け)
HX3310-F [All Flash] 基本モデル(主に仮想サーバー/VDI向け)
2U 1 HX3500 基本モデル(主に仮想サーバー/VDI向け)
HX5500 ストレージ大容量モデル(主に大容量仮想サーバー向け、3.5型HDD搭載)
HX7500 ハイパフォーマンスモデル(主にDB、高IO業務向け)
HX3510-G [GPU] 基本モデル(主に仮想サーバー/VDI向け)
nVIDIA Tesla M60 x2 搭載
HX5510 ストレージ大容量モデル(主に大容量仮想サーバー向け、3.5型HDD搭載)
HX7510 ハイパフォーマンスモデル(主にDB、高IO業務向け)

  • 2016年12月1日現在の情報です。

仕様・スペック

仕様・スペック詳細はメーカーのシステムガイドをご参照ください。

※ 記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
  詳細は「商標について」をご参照ください。

商品販売元

更新日:2022年04月14日

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