ウェビナー開催レポート
「海外子会社の工場/倉庫ネットワークに潜む深刻なリスクとは?~製造業に求められるOTセキュリティーを考える~」

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2024年02月29日

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こんにちは、ユニアデックスグローバルセミナー事務局です。
2024年27日にユニアデックス グローバルビジネス推進部主催でOTセキュリティーウェビナー「海外子会社の工場/倉庫ネットワークに潜む深刻なリスクとは?~製造業に求められるOTセキュリティーを考える~」を開催し、製造業や流通業のお客さまを中心に多く方にご参加いただきました。

セッション1では製造業が直面しているセキュリティー脅威の現状についてご説明しました。

(以下講演内容から抜粋)

これまでサイバー攻撃の多くは、金融業や小売業が標的となっていましたが、現在最大ターゲットとなっているのは製造業です。 工場などの製造現場では昨今、CADシステムや業務システムとの連携、クラウドサービスの利用、外部端末からの利用が増加しており、これまで外部ネットワークとの分離が前提だった製造業ライン制御システム、つまりOTシステムがセキュリティーリスクにさらされています。

OTシステムのセキュリティー脅威として、OT担当者の関心が高いのは「リムーバブルメディアや外部機器経由のマルウエア感染」、「インターネットやイントラネット経由のマルウエア感染」と言われており、これらは一昔前のオフィス側のITセキュリティー脅威と同じです。つまり、これまでのITセキュリティー対策で対応が十分可能であるということです。

ただし、OTシステムへのセキュリティー対策の導入については、生産ラインへの影響を考慮する必要があり、難易度が高いのも事実です。多くの企業では本社の情報システム部門がOTセキュリティー対策を兼務しているため、生産管理部門の担当者と連携を密にし、現地の状況を十分理解した上で、対策を導入することが不可欠になります。

ウェビナー参加者対象アンケート
セッション2では海外における工場/倉庫での具体的な対策についてご説明しました。

 (以下講演内容から抜粋)

ユニアデックスは海外拠点における、OTセキュリティー対策のための第一歩として「現地環境の把握」が重要と考えます。当社では長年の実績に基づく現地環境把握のための独自チェックシートや対応フローをご用意しております。現地の担当者、情報システム部門などステークホルダー間の相互理解を深め、対策のご提案から実施まで一気通貫でご支援いたします。また当社はマルチベンダー企業として、お客さまの環境やニーズに見合った最適な製品をご提供することが可能です。境界防御、可視化、エンドポイントセキュリティー、リモートアクセスなど、分野別に最適なソリューションをご提案いたします。

おわりに

本ウェビナーのアンケート結果から、ご参加いただいた多くのお客さまは具体的な課題を持っており、非常に危機感が高まっている状況であることがわかりました。海外拠点のセキュリティー対策に関するご相談は、ユニアデックスにお気軽にお問い合わせください。

アジアビジネス通信

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