「U-Cloud® クラウド環境構築サービス」を提供開始

- 米Cloud.com, Inc.の「CloudStack™」を採用し、プライベートクラウド環境を小規模から手軽に構築可能 -

ニュースリリース

2011年06月02日

 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、企業のプライベートクラウド環境を構築する「U-Cloud クラウド環境構築サービス」を、6月20日から提供開始します。

 本サービスの核となる米国Cloud.com, Inc.(以下Cloud.com)のクラウド基盤構築ソフトウエア「CloudStack Enterprise Edition(クラウドスタックエンタープライズエディション 以下 CloudStack )」の国内向け販売と24時間365日のサポートサービスをユニアデックスが提供するとともに、マルチベンダー、ワンストップでプライベートクラウド環境の構築を行います。

 本サービスでは、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、各種ソフトウエアが特定のベンダー製品に固定されず、有力な製品を自由に構成できるため拡張性に優れ、運用保守面でもユニアデックス1社が対応することでコストを抑えることができます。

 「CloudStack」は、クラウド基盤の構築・運用に関するさまざまな機能がワンパッケージ化されており、プライベートクラウド構築を小規模から手軽に低コストで始められるソフトウエアです。特にCPU、メモリー、ストレージ、ネットワークといった仮想化リソースプール(注1)領域から必要なリソースを利用部門に配備する作業と運用業務を、専門知識のない利用者がセルフサービスで実行できるため、情報システム部門の負荷を軽減できます。

 また、仮想化ハイパーバイザーソフトウエア(複数の異なるOSを並列に実行可能にするプログラム)として代表的なVMware® vSphere™のほか、オープンソースソフトウエアベースのCitrix® XenServer®やKVM(注2)を混在して利用することができるため、多様なユーザーニーズに対応し、コスト削減にも有効です。これらのソフトウエアごとに違う操作インターフェースの差を吸収し、抽象化するため、利用者、情報システム担当者ともにそれぞれの違いを意識することなく運用することが可能です。

 構築費用は、「CloudStack」のソフトウエアライセンスと関連サービス(アセスメント、設計支援、導入支援、教育、初年度サポートサービスなど)を合わせて約500万円(税込み)からです。(最小構成:管理サーバー1台、物理サーバー5台までの場合)

主な特徴

1.仮想リソースプールの一括設定と運用作業のセルフサービス化

 CPU、メモリー、ストレージ、ネットワークで構成される仮想リソースプール領域から、必要なリソースを利用部門に配備する作業を、わかりやすいGUI採用をした「セルフサービスポータル画面」から一括で簡単に行うことができ、利用者自身の運用も可能です。情報システム部門の負荷を軽減できます。

2.マルチハイパーバイザー対応

 VMware vSphereのほか、オープンソースソフトウエアのCitrix XenServerやKVMを混在して利用することができ(マルチハイパーバイザー対応)拡張性に優れ、コスト削減にも有効。しかもソフトウエアごとに違う操作インターフェースを吸収するため、利用者、情報システム担当者ともにソフトウエアの違いを意識することなく全く同じ使用が可能。

3.スモールスタート、マルチベンダー、ワンストップ対応が可能

 サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、各種ソフトウエアが特定のベンダー製品に固定されず、有力な製品を自由に構成できるため拡張性に優れ、運用保守面でもユニアデックス1社が対応することでコストを抑えることが可能。最小構成では管理サーバー1台、物理サーバー5台の環境からスモールスタートでプライベートクラウドが始められ、利用部門の拡大に応じて段階的に拡張していくことが可能。

サービス概要図

クラウド構築サービス サービス概要図1:ユニアデックスが提供するサービス

クラウド構築サービス サービス概要図2:ユニアデックスが考えるプライベートクラウド

拡張可能なプライベートクラウドが求められる背景

 多くのユーザーは、ICTリソース調達の迅速化やシステム運用を含めたTCO削減といった、クラウドコンピューティング(IaaS)の利点を理解する一方、システムの可用性、データの保全性やセキュリティーリスクを自社でコントロールできないため導入に踏み切れないといった声が多く聞かれています。そのため本来は利用型であるクラウドコンピューティング(IaaS)で採用されている技術や仕組みそのものを、自社所有のICT 基盤に適用することで、セキュリティーの担保を図りながら利便性を向上することが可能な、プライベートクラウド環境の構築に注目が集まっています。

 プライベートクラウド環境を構築するにあたって一般的には、ある一定構成のハードウエア、ソフトウエアを新規購入せざるを得ず、比較的大きな投資が必要となりますが、小規模な構成で始めて段階的に拡張していきたい、または既に導入済みのICT資産を有効活用したいといったニーズも非常に多く存在しています。これらの背景からユニアデックスでは小規模構成から大規模構成まで柔軟に拡張可能なプライベートクラウド環境の構築を様々なベンダー製品に対応した形で実現する「クラウド環境構築サービス」を既に世界各国の50社以上の大規模なオンプレミス、またはホスティングの実商用環境で導入実績があるCloud.comの「CloudStack」を用いて開始するものです。

「U-Cloud @IPCP™」と「U-Cloud クラウド基盤構築サービス」の位置づけ

 日本ユニシスが「U-Cloud @IPCP」を大規模ユーザー向けに提供する一方、ユニアデックスは、主にスモールスタートを求めるユーザーに対して提供し、日本ユニシスグループ全体で多様なユーザーニーズに対応していきます。

「U-Cloud @IPCP」と「U-Cloud クラウド基盤構築サービス」の位置づけ

以上

【エンドースメント】今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

米Cloud.com,Inc. 代表取締役 兼 最高経営責任者 Sheng Liang

Cloud.comにとって日本は大変重要なマーケットのひとつです。
ICT基盤構築とサポートサービスにおいて高い技術力とサポート力を持ち、ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想化、OS、ミドルウエアまでのあらゆるレイヤーで豊富なマルチベンダーサービスラインナップを持つユニアデックスが、Cloud.comの事業パートナーとなったことはCloud.comにとって非常に重要な意味を持ちます。
このたびのユニアデックスとのパートナーシップにより、日本において今後、CloudStackの導入がより一層広がるものと確信しています。

Cloud.com社(Cloud.com, Inc.)について

2008年8月設立。本社:カルフォルニア州 クパチーノ(Cupertino)。 代表取締役 兼 最高経営責任者:Sheng Liang(シェン・リャン)。CloudStackTM の開発、販売、サポートを提供。元Sun, Citrix, Zimbra, SEVEN Networks, Openwaveなどの技術者を中心にして設立。オープンソース、仮想化技術そしてインフラストラクチャー開発の分野で業界リーダーとして高い評価を受け、またシリコンバレーの有力なベンチャー投資会社から出資を受けています。
CloudStackはKorea Telecom(大韓民国最大の通信事業者)、Nokia Research Center(フィンランドの携帯電話、ネットワーク機器製造最大手メーカーのリサーチセンター)、Tata Communications(インドの通信会社大手)など世界各国の50社以上の大規模なオンプレミス、またはホスティングの実商用環境での導入実績があります。
詳細:http://www.cloud.com/

注1:仮想化リソースプール
あらかじめCPU、メモリー、ストレージ、ネットワークなどをセンターに準備(プール)しておき、仮想化技術を駆使し、ユーザーのリクエストに応じた利用領域を割り当てるための源泉。

注2:KVM(Kernel-based Virtual Machine)
オープンソースのLinux上で仮想化技術を利用するためのソフトウエア。Linuxカーネル(中核部)に実装。

※U-Cloud、U-Cloud @IPCPは、日本ユニシス株式会社の商標または登録商標です。
※VMware、vSphereは、VMware, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Citrix、ならびにXenServerはCitrix Systems, Inc.の登録商標です。
※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

関連URL:
「Cloud.com,Inc.」http://www.cloud.com/
「U-Cloud ユークラウド」http://www.unisys.co.jp/services/ict/
「U-Cloud @IPCP」http://www.unisys.co.jp/services/ict/ipcp/

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