Cisco Green Pay（シスコ グリーン ペイ）

「Green Pay」は、シスコの循環型経済（サーキュラーエコノミー）に賛同、同意いただいたお客さまに対し、シスコ製ハードウエアを利用型で提供するサービスです。
ご利用契約終了後にハードウエアをご返却いただくことを条件に、シスコ製ハードウエアをユニアデックス特別価格で提供します。返却されたハードウエアはシスコが無償で回収・リサイクルを行い、お客さまにはシスコのサーキュラーエコノミープログラムに基づいて処理されることを示す証明書を発行します。本プログラムによりお客さまは、資源の投入量・消費量の抑制、導入に伴う初期投資の抑制が期待できます。

サーキュラーエコノミーとは、資源の有効活用や廃棄物の最小化を重視し、循環的な経済システムを構築する経済モデルのことを指します。従来の線形経済モデルでは、資源を採取し、製品を作り、使用後に廃棄物として処理するという一方向の流れがありますが、サーキュラーエコノミーでは、資源の再利用やリサイクル、廃棄物の再利用などを通じて、資源の循環を促進し、経済活動の持続可能性を高めることを目指します。
 シスコは、これまでの製品を使用して廃棄する直線型経済から、限られた天然資源をより有効に活用する循環型経済（サーキュラーエコノミー）への移行に取り組んでいます。

社会実現の必要性が高まっている中、企業では、環境・社会・ガバナンス（ESG）への取り組みが、重要課題のひとつと考えられています。

BIPROGYグループでは、持続可能な社会の実現に向けて進むべき方向性「Vision2030」を定め、デジタルを活用した環境貢献、環境負荷の軽減など、ゼロエミッション実現に向けたさまざまな取り組みを進めています。ユニアデックスでは、廃棄物処理やリサイクルを担う業界とともに産官学連携による実証実験を進めるなど、サーキュラーエコノミー実現の取り組みに積極的に参画しています。

ユニアデックスがゴールドパートナーを務めるシスコは、2021 年に「2040 年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロ（ネットゼロ）にする」という公約を掲げています。製品の設計、管理、梱包、修理、再利用、リサイクルなどの製品ライフサイクル全体を通して、サステナビリティとサーキュラーエコノミーの原則を事業全体に組み込むことによる変革を推進しています。このことからユニアデックスは、お客さまのサステナブルな IT 導入を支援するために、ハードウエアのライフサイクル全般のコーディネートを行う取り組みを開始しました。

ユニアデックスが提供するGreen Payは、Green Payに当社の運用支援サービス「COE（Center of Excellence）サービス for ITSM（以下、COE サービス）」を組み合わせてサービスを提供します。

「COEサービス」は、運用・保守における最適なITサービスマネジメントを提供するサービスです。システムの運用・保守スペシャリストの知識・ノウハウを集約し、お客さまのIT資産運用を支援するための情報提供（脆弱性、不具合、ライフサイクル情報）や契約管理、障害対応を行います。今回のハードウエア利用型サービスでは、契約した機器に関する脆弱性と不具合情報の提供、契約機器の管理機能などもあわせて提供します。

ユニアデックスは、本サービスの提供により、お客さまの運用負荷を軽減しながら循環型ビジネスの目標達成を支援するとともに、今後も提供するサービスやソリューションを通じて、サーキュラーエコノミー実現に向けて取り組みを強化してまいります。また、お客さまのICT環境の運用を代行するマネージドサービスを組み合わせたソリューションの提供にも注力しております。今後も高品質で顧客価値の高いサービスにより、お客さまにとって最適なICT環境の構築を目指してまいります。