ユニアデックス マルチキャリア回線対応「IoTデータ通信サービス」を提供開始

- 複数のSIMカードで通信データ容量をシェア、無駄なく利用できる-

  • ニュースリリース

2017年04月04日

商品・サービス

ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:東 常夫、以下 ユニアデックス)は、IoT(Internet of Things)向け通信に特化したSIMカード(上り:LTEべストエフォート 下り:最大256kbps)を提供する「IoTデータ通信サービス」を2017年5月から開始します。

IoTでは、これまでネットワークに接続されていなかった「モノ」に通信機能を持たせることにより、ネットワークを経由して集約したデータを用いて、「モノ」の管理、業務の効率化、データ分析によるマーケティングへの活用など大きなビジネス革新が期待されます。

今回提供開始する「IoTデータ通信サービス」は、株式会社インターネットイニシアティブ(以下 IIJ)から卸電気通信役務提供を受け、ユニアデックスがMVNO(仮想移動体通信事業者)として独自のブランドおよびサービスメニューを提供するものです。通信回線はマルチキャリアに対応しており、NTTドコモ回線(Xiエリア、FOMAハイスピードエリア、FOMAプラスエリア)またはKDDI回線(au 4G LTEエリア)のいずれかから選択することができます。ユニアデックスは、それぞれのキャリア回線に対応したSIMカードの手配から故障受付までを、ワンストップかつトータルにサポートいたします。

IoTは現在、さまざまな利用シーンで活用されています。運行管理や踏切監視といった交通・運輸分野から、介護支援などの医療分野、温度や湿度などの収集データから収穫向上を図る農業分野など、従来ではITと縁遠い分野にまで広がっています。その一方、多くのSIMフリーのスマート端末やルーター、デバイス製品の登場によって、IoT利用環境が充実し導入数がますます増加していくものと想定しています。

ユニアデックスは、本サービスを法人向けに、3年間で5万回線、5億円の売上を目指します。

「IoTデータ通信サービス」の特徴と価格は、以下のとおりです。

1.マルチキャリア回線を用意

通信回線は、NTTドコモ回線またはKDDI回線の中から選択が可能です。地域特性に応じて使い分けることでエリアカバー率を高めることができます。

2.データ容量のシェアが可能

SIM回線をグループ化し、グループ内で通信データの容量をシェアすることができます。これにより通信データ容量を無駄なく利用することができます。例えば1回線あたりの月間通信容量300MBコースを30回線分利用する場合、全体で9GB(300MB×30回線)まで月額基本料金内で利用可能です。

3.管理者向け回線管理画面の提供

個々のSIMカードの回線番号や接続履歴、通信データ量の照会、通信の停止や再開、設置場所など任意の情報の入力などが可能な管理者向け回線管理画面を提供します。

4.通信速度について

■ 通信速度

上り LTEベストエフォート
下り 最大256kbps
  • 通信速度は実効速度を保証するものではありません。

5.価格について

■ 初期料金

SIM登録費用 3,000円(税別)/1SIM
  • 最低利用回線数は30回線です。

■ 月額料金

コース名 料金
3MBコース 260円(税別)/1SIM
30MBコース 290円(税別)/1SIM
300MBコース 430円(税別)/1SIM
500MBコース 450円(税別)/1SIM
1GBコース 490円(税別)/1SIM

  • SIM回線をグループ化し、コース容量×SIM回線数分のデータ容量を全体で利用することができます。グループ内のコース容量は同一である必要があります。
  • データ利用容量の合計が【コース容量×SIM回線数】を超過した場合は、別途料金が発生します。

以 上

■「IoTデータ通信サービス」概要図

  • 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。