グローバル案件 コミュニケーション術:いままでに出会った素敵な言葉(第3回目)

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2021年10月08日

  • エッセイ

こんにちは。ユニアデックスでグローバルビジネスを担当している三浦です。

皆さんこんにちは。第1回 新規タブで開く は、「異文化を乗り越えた」コミュニケーションについて、第2回 新規タブで開く は、「言葉の大切さ」に加え「グローバル案件の醍醐味」についてご紹介しました。最終回の第3回はすこし視点を変えて、「いままでに出会った素敵な言葉」についてお届けします。

セレンディピティー いままでに出会った素敵な言葉

娘のとある大学説明会の時に出会った言葉ですが、"セレンディピティー (serendipity)"という言葉を一瞬で好きになりました。

「求めずして思わぬ発見をする能力」
「思いがけないものの発見」
「運よく発見したもの」
「偶然の出会い」
という意味の言葉ですが、裏の意味として、

「すべては必然によるもの」
という意味があるとのことです。

「運よく発見したもの」も、それを探そうとさえしていなければ発見できません。
「偶然の出会い」も、そこに行かなければ、一歩踏み出さなければ、出会うことはなかったでしょう。
行動を起こした時点で、それは必然なのです。

なるほど。一歩踏み出すこと、行動を起こすこと。グローバルビジネスにも通じる言葉で、とても好きな言葉になりました。セレンディピティーという言葉、造語のようですね。深く調べてみると面白いと思います。

まさに、グローバル案件は自分で一歩踏み出さないと始まらないと思います。それは、まだまだ必須ではないからです。国内案件で手一杯の方も多いと思います。一歩踏み出し、グローバル案件を行うことで、新しい出会いや新たな経験を体験していただきたいと思いながら、現在はグローバル案件管理業務をメイン、ときどき担当といった業務を行っています。
行ったこともない国でのシステム構築、会ったこともない人との共同作業、異なる言葉や文化による戸惑いなど、心配しだしたら尽きることはありません。先人の経験や事前確認による裏づけ、コミュニケーションにより外堀を埋めていけば、中国・東南アジアでのシステム構築は意外と大丈夫なものです。
あとは、serendipityという能力を身につけて、言葉を信じて、一歩踏み出すかどうかです。

グローバル案件 コミュニケーション術:いままでに出会った素敵な言葉(第3回目)
ニューヨークでの出会い。セキュリティー対策。こういった光景も実際足を延ばしてみないと出会わないですね。
グローバルビジネス コミュニケーション術②
ベトナムでの物流事情。バイク利用の利便性を見出すとともに物流ビジネスの可能性とマッチングアプリの必要性に気づきました。
グローバルビジネス コミュニケーション術③
ベトナムのレストランにて。コミュニケーションをとろうと試みたのですが、流石にこれは「Xin lỗi」(シンロイ)(ベトナム語で"ごめんなさい")でした。

おわりに「情に報いる」それが情報通信

まだまだ、「障害が起こるとわくわくします。どうやって解決方法を探ろうか」といった気質のエンジニアは中国・東南アジアでは少ないです。今回古い話も出してしまいましたが、過去であれコロナ禍の現在であれ、コミュニケーションの重要性は変わらないと思っています。
ストレス無くグローバル案件を完遂するためにも、状況にあった最適なコミュニケーションをとることが最も重要で最適な手段だと思っています。

コミュニケーション=情報通信
「情報とは、情に報いると書く。必ず気持ちが伝わって必ず返ってくるよ」
「そんなシステムを提供しているのだから、自分自身がきちんと伝えられるようしないと」

今回、グローバル案件コミュニケーション術として、コミュニケーションの大切さをテーマに3回にわたってお届けしました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
是非とも勇気をもってグローバル案件を経験していただければと思います。

三浦 昌弘(Masahiro Miura)

2002 年株式会社ネットマークス(現ユニアデックス株式会社)入社。サービスプロバイダ事業部にて、通信キャリア向け伝送装置の販売、プロジェクト管理を行う。2008 年国際事業部にて、東南アジアにおけるICT インフラ構築プロジェクト管理を行い、グローバル拠点IT運用アウトソースプロジェクト管理、中国・東南アジア向けPC端末展開案件管理などを行い、現在に至る。

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