不安だらけのフィリピン出張記(第2回)
- ブログ
2022年06月24日
- フィリピン
フィリピン政府は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、フィリピン入国に関していくつかの条件を義務付けています。本記事は2022年3月31日から2022年4月14日の情報です。最新情報は在フィリピン日本国大使館のWebサイトをご覧ください。
INDEX
すんなり入国
ホテルでOne Health Pass提示
2022年10月18日より、One Health Passの名称が eARRAIVAL CARD に変更になりました。
利用制限のない飲食店
ネットマークス・フィリピンの社員や、3Q DASHの関連者とレストランで食事しましたが、人数制限もなく、飛沫感染防止のパーティションなどもありませんでした。入店時にも特に、チェックはありません。コロナ禍前と変わりませんでした。
テレワークしつつのオフィス
3Q DASHのオフィスはネットマークス・フィリピンのオフィスの隣にあります。立ち上げたばかりなので、これから整備が必要です。
ネットマークス・フィリピンの社員はテレワークのため、出社している人数は少なくなっています。
マスク着用しないと罰金刑
以前、マニラでは、マスクとフェースシールドの着用が義務付けられていましたが、すでに、フェースシールドの着用義務は解除されていました。日本と異なるのは、マスクを着用していないと、罰金刑があるということです。
人出は多い
以前と変わらず、人出は多かったです。私が出張していた期間は、一日あたりの新型コロナウイルスの感染者数が国内で300人前後と少なかったため、外出に関する制限もありませんでした。以前は乗客数を制限していたジプニー(jeepney:乗り合いタクシー)も制限解除となり、乗客はぎゅうぎゅう詰めに乗っていました。滞在していたホテルの隣にある公園のサルチェード・サタデー・マーケット(Salcedo Saturday Market)にも多くの人が訪れていました。
ネットマークス・フィリピンのオフィスから車で15分位の人気エリア ボニフォシオ・グローバル・シティ(Bonifacio Global City:BGC)も多くの家族連れや若者で賑わっていました。
ただ、以前と違うのは、みんなマスクを着用しているということだけです。
待ち時間なしのウォークインPCR検査
なお、2022年9月7日より日本への入国条件が緩和され、有効なワクチン接種証明書を保持していれば、陰性証明書の提示が不要となりました。
検査はドライブスルー(Drive-Thru)またはウォークイン(Walk-In)方式でほとんど待ち時間もありませんでした。検査時に日本の外務省指定のフォーマットで検査証明書を発行してもらうよう依頼しましたが、別途料金は発生しませんでした。検査証明書はPADLABフォーマットと外務省指定のフォーマットの両方がメールで送付されてきました。証明書を受け取りに行く必要もなく便利でした。
費用は2,400ペソで、日本円に換算すると約6,000円です。フィリピンの物価を考慮すると、日本のPCR検査と検査証明書発行の計3万円とほぼ同額でしょう。
MySOSは必須
日本に入国するためには、健康状態の報告と居所確認を目的に救命・健康サポートアプリMySOSへの登録を求められるため、日本到着16時間前までに、PCR検査証明書やワクチン接種証明書などの情報を登録しておくことをお薦めします。日本入国時の手続きが、早く済みます。
MySOSアプリをダウンロードすると、アプリの色が最初は赤色ですが、登録内容がそれぞれ承認され始めると、黄色、そして緑色に変わります。
[MySOS 登録直後は赤色(左)だが、登録内容が承認されると、黄色、緑色(右)に変化する]
乗客のほとんどは乗継客
帰りの便は、6割ほどの搭乗率でした。しかし、そのほとんどが成田空港で乗り継ぐ外国人の乗客でした。最初に乗継客だけが降りると、残った乗客は非常に少なかったです。
ようやく日本到着
MySOSを提示して、PCR検査を受けます。唾液での検査で、ほとんど待ち時間なしで受けることができました。1時間ほど待っていると、自分の持っている番号札の番号が呼ばれ、陰性証明書を受け取ります。
なお、2022年9月7日より日本への入国条件が緩和され、有効なワクチン接種証明書を保持していれば、日本到着時のPCR検査が不要となりました。
橘 伸俊(Nobutoshi Tachibana)
2001年に住友電工(株)より(株)ネットマークス(現ユニアデックス株式会社)に転籍。技術サポートセンターで新規取り扱い製品の評価検証を担当後、マネージメントサービスの事業立ち上げに従事。その後、技術部門、マーケティング部門、国際ビジネス部門、クラウドサービス部門などに所属。2019年、10年ぶりに国際ビジネス部門に戻り現在に至る。
お問い合わせ
お客さまの立場で考えた、
最適なソリューションをご提供いたします。
お気軽にお問い合わせください。