いい線行ってる「石の壁」
- セキュリティーブログ
2018年08月10日
- セキュリティーよもやま話
このサイトのメインビジュアルに使っている写真(というよりイラスト?)は、とあるフォトエージェンシーから購入したものです。これにあしらったコピーは、壁を高くすればいいと思って石を積み上げている青年をたしなめるような内容にしています。
「壁をたかくすればいいと思っている? 進化した情報セキュリティー、教えます」
しかし、元々写真につけられていたセリフはご覧のとおり「When I said you should improve your security I meant 〝put a latch on the door″」というものでした。
「セキュリティー強化してって言ったのは、ドアに掛け金をつけてっていう意味だったんだがなー」
つまり青年が勘違いしてずいぶんと大げさな行動に出たことにオジサンが困惑しているという、とぼけた感じのものでした。おそらく何か政治的な風刺などにも使えるものとして用意されていたイラストなのだと思います。
しかし、こちらの本来のセリフだと「IT SECURITY ANNEX」というこのサイトの主旨がストレートに伝わらないということで、現在のコピーに落ち着いたのです。
しかし、私はこの海外っぽい味が捨てきれない。ということでこのブログで本来の意味を持ち出そうと思ったわけです。
勘違い行動をした青年を、情報セキュリティーの世界で解釈してみましょう。
青年が「セキュリティーといえば石の壁」と思ったのは「掛け金」よりはいい線行ってて、実はオーダーしたおじさんの方がとぼけているのです。家のように閉じた環境をドアに掛け金をつけて保護するような原始的な施策が、クラウド時代の情報セキュリティーに通用するはずはありませんからね。「石の壁」も原始的だろうとツッコミが入りそうですが、ここでは「クラウドに適した方法論とアプローチが満載されたソリューション」ととらえてほしいのです。比喩です、比喩。
そもそも、クラウドシフトということは資産が壁の中だけでなく貸し倉庫や銀行に資産を預けるということになり、そちらのセキュリティーや信用がどうかということでしょう? というまともなツッコミもあるでしょう。でも比喩ですから、比喩。
この「IT SECURITY ANNEX」では、そんなソリューションをご案内していくつもりです。折に触れてご覧いただければ幸いです。
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