ネットマークス・インドネシアからのお便り

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2022年05月13日

  • インドネシア

インドネシアからこんにちは。
ネットマークス・インドネシア デジタルマーケティング部署のハビバとハニファです。
今日は、私たち2人でこのブログをお届けしたいと思います。

ネットマークス・インドネシアの紹介

ネットマークス・インドネシア (英語表記:PT Netmarks Indonesia)は、日本のユニアデックス株式会社の関連企業として、1998年に設立されました。お客さまのビジネス環境をよりよいものにするテクノロジーの提供をミッションとし、23年以上サービスを提供しています。
社員の年齢範囲は21歳から55歳までですが、ジェネレーションZとミレニアルと呼ばれる世代の若者がほとんどです。そのため、新しいアイデアを創出させるイノベーションの発掘に力が入っている会社で、社員がアクティブかつイノベーティブな状態にいられるように、さまざまなトレーニングやアクティビティーも提供されています。

ネットマークス・インドネシアの紹介
ネットマークス・インドネシアの紹介

ネットマークス・インドネシアでは、部門ごとに毎月「エンターテイメント・デー」があります。遊園地やカラオケにビリヤード、あるいはカフェでまったりしながら仕事のことや新しいアイデアなどを話し合う機会です。
ネットマークス・インドネシアは、ジャカルタ北部のスンタールアグンに位置し、会議室や部門別の部屋などもあり、非常に快適なオフィスです。

オフィスの様子:マーケティング & 営業部門

ネットマークス・インドネシアの紹介
ネットマークス・インドネシアの紹介

ネットマークス・インドネシアの「エンターテイメント・デー」

ネットマークス・インドネシアの紹介
ネットマークス・インドネシアの紹介
ネットマークス・インドネシアの紹介
ネットマークス・インドネシアの紹介

【インドネシア情報】最近の話題・トピックス

1.東南アジアで初の電気自動車用バッテリー工場

東南アジアでは初となる電気自動車用バッテリー工場がインドネシアにできます。11億米ドル(15.6兆ルピー)が投資されるこの工場は東ジャバのカラワンにあり、2022年9月の工事完了後、2023年に運用を開始する予定です。
この工場は、韓国の共同事業体(主にLGエナジーソリューションと現代自動車グループ)とインドネシア・バッテリー・コーポレーション(IBC)の共同投資プロジェクトによるものです。ニッケル埋蔵量が世界の24%を占めるインドネシアは、今後、ニッケルを原料とする製品の製造国としてメジャーとなり、多くの投資を集めるだろうと、ジョコ・ウィドド大統領は言っています。
また、インドネシア政府は、バッテリーと電気自動車産業のエコシステムの開発も全面支援し、ビジネスをしやすい環境を作るための体制改革を引き続き行う予定でいます。
https://cintamobil.com/pasar-mobil/pabrik-baterai-kendaraan-listrik-pertama-di-asean-ada-di-indonesia-aid18250 参照)

ネットマークス・インドネシアのお客さまには自動車産業関連企業も多く、ITインフラストラクチャーなどの標準的なソリューションを提供しています。また、電気自動車のためのAR作成の依頼も受けています。

2.新型コロナウイルスの状況

世界中に広がったCOVID-19パンデミックは、ビジネスやテクノロジーをも含む生活のすべてに影響を与えました。今や私たちは、新しい環境や習慣に適応しなければなりません。インドネシアの人々は新しい習慣を受け入れ、リモートワークのためにテクノロジーを利用し始めています。テクノロジーを仕事環境に取り入れるという考えがなかった当初は、人々にとってそれは受け入れがたいものでした。
大学やその他教育機関、そして製造やその他の産業も新型コロナウイルスの影響を受けています。本来であれば対面でビジネスを行う産業が、ウイルス拡散の観点からそれが危険な行為となっているためです。そのため、インドネシアでは多くの学校や大学がオンラインセッション、Google ClassroomやZoom、その他のWebサービスやビデオ会議を利用したプラットフォームへとシフトしています。
製造業の多くの企業は、IoTやRealWearなどのリモート・コラボレーション・ツールのテクノロジーを駆使し、リモートによる機器の監視や保守、労働力を管理しています。インドネシアで、すでに活用されているテクノジーは多くあります。

では、2022年のトレンドはどうなるのでしょうか?

今、インドネシアで一番話題となっている次の5つのITソリューション

1.人工知能(AI)& 機械学習

人工知能(AI)や機械学習は画像と音声認識に優れ、ナビゲーションアプリ、スマートフォンアシスタント、カーシェアアプリなど多くの領域で活用されています。
また、昨今のテクノロジー時代においてさまざまな産業がAIを多く利用しており、プログラミングから検証、サポート、保守など、今後も新しいサービスを作りだす可能性を秘めています。

2.クラウド・コンピューティング

リモートワークを行っている企業にとって、クラウド・コンピューティングには多くの利点があります。仮想オフィスを作り、いつでもどこにいてもビジネスとつなげられる柔軟性があります。最近ではWebを介するデバイス(スマホやタブレットなど)が多く登場しているため、データへのアクセスもより容易なものとなっています。

3. ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)

ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)は、アプリケーションの把握、トランザクション処理、データ操作、メール返信などを自動的に行えるソフトウエア・テクノロジーです。RPAはさまざまなジョブ(処理)を促進し、正確かつ瞬時にそれらを分析する中で、ITプロフェッショナルのキャリア創成にも役立ちます。その一方で、RPAを導入することで、多くの人的労力を削減することにもなります。

4. サイバーセキュリティー

目まぐるしい開発が進むテクノロジーには、当然、それらをサポートするサイバーセキュリティーも必要となります。単なるトレンドであったサイバーセキュリティーが成長し、いつの間にかデータセキュリティーの保持に必要不可欠となるケースも多くあります。

5.インターネット・オブ・シングス (IoT)

「モノのインターネット」(IoT)とは、人を介さずにネットワーク上でデータを移行するモノ(コンセプト)を意味しています。
IoTは、ワイヤレス・テクノロジー、微小電気機械システム(メムス・MEMS)やインターネットから進化しました。IoTにおける "モノ" とは、例えるならば、埋め込み型心臓モニターを持つ人、バイオチップ(IDチップ)を持つ家畜、ドライバーにタイヤの空気圧低下を通知するセンサーをビルトインした車などです。特に製造、電気、石油、ガス業界におけるマシントゥーマシン(M2M)コミュニケーションとの関わりが深く、M2Mコミュニケーション機能を持つ製品は「インテリジェント」や「スマート」システムと呼ばれています。例えば、スマートケーブル、スマートメーター、スマートグリッドセンサーなどがあります。
https://sevima.com/ 参照)

わたしたちのWebサイトで「iCRAVER」ブランドを紹介しています。iCRAVERとは、(I)ot, (C)loud, (R)PA, (A)I, (V)irtual assistant, (E)-learning, (R)ealityの略です。ネットマークス・インドネシアでは、iCRAVERソリューションや、デモ、パートナーシップの構築を行う専門の部署があります。

  • IoT:農業分野でにおける、土の状態を検査するためのIoTやAGV(無人搬送車)を開発しています。
  • Cloud:AWSインドネシアとの協業で、AWS認証の取得やAWSソリューションの販売に注力しています。
  • RPA:多くのRPAソリューションのプロジェクトに関わりながら、複数の自動化デモキットを作成しています。
  • AI:勤怠システム向けに、AWSサービスを利用したAI CCTVを開発しています。
  • Virtual Assistant:パートナーとの協業によりVAソリューションを提供しています。
  • E-learning:V-Cubeとの協業を行っています。
  • Reality:VRとARの開発者が在籍しており、複数のパートナーベンダーとの協業でソリューションを提供しています。

これが今回のブログの最後です。

お時間をかけてお読みいただき、ありがとうございました。
少しでもネットマークス・インドネシアが身近なものとなったのであれば幸いです。:)

ヌー ハニファはこのブログを書いた2人の内の1人です。陽気でアクティブな彼女は、デジタルマーケティングやファイナンスを含むビジネス全般をこよなく愛しています。今はデジタルテクノロジーに特に夢中で、デジタルマーケティングや最新テクノロジーを学ぶことが大好きです。
プライベートでは、映画鑑賞やインドネシアのいろいろなビーチへの旅行を楽しんでいます。

ハビバ ナビラ Kは、ネットマークス・インドネシア マーケティング&ソリューション企画イノベーション部門で、マーケティングエグゼクティブとして活躍しているとても陽気な女性です。同僚とのおしゃべり、アニメ鑑賞と踊ることが大好きで、ゴレンガン(インドネシアの揚げ物)とイエナ(コーヒー)が好物です。(Marketing and Solution Planning Innovation Division)
デジタルやクリエーティブ市場に非常に興味があります。ご紹介できて光栄です。:)

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