ネットマークス・シンガポールの紹介

みなさん、こんにちは。ネットマークス・シンガポールのAng（アン）と牧原です。

ネットマークス・シンガポール（NETMARKS SINGAPORE PTE LTD）は、2000年に設立されました。現在、シンガポール人とマレーシア人がそれぞれ4名、インド人とスリランカ人、そして日本人（牧原）が1名ずつ、合計11名の社員で構成されています。

シンガポールは多民族国家で永住者を含めると人口の40%近くが外国人です。公用語も英語、中国語、マレー語、タミル語の4つとなっています。 IT関連の職業に関しては、シンガポール人にそれほど人気がないため、インド系やマレーシア人など多くの外国人がこの分野で活躍しています。

ネットマークス・シンガポールのお客さまは、製造業、建設業、サービス業、医薬品関連、物流関連、飲食関連、金融業など、さまざまな業界にわたります。中でも製造業が大きな割合を占めています。

国内のお客さまのうち、日系企業が全体の60%程度を占め、残りは欧米企業とシンガポールのローカル企業です。また、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、カンボジア、インド、オーストラリアなど、国外のお客さまやパートナー企業との取引もあります。

シンガポールは地理的な特性から自然災害がほとんどないため、国内に70以上のデータセンターが存在します。これには米国のエクイニクス社（Equinix）の5拠点のデータセンターや、日本のNTTも含まれています。さらに、アジア諸国からもシンガポールのデータセンターが利用されています。ネットマークス・シンガポールのお客さまも約10社がデータセンターを利用しており、すべてのお客さまは海外企業です。

この背景から、ネットマークス・シンガポールはAzureやAWSのクラウドパートナーとして、多くのお客さまにクラウド移行サービス（クラウドマイグレーションサービス）を提供してきました。

また、デジタル技術の普及にともない、サイバーセキュリティーが重要な課題となっています。シンガポール政府も、企業や組織団体、国民に対して啓蒙活動を行っており、ネットマークス・シンガポールもSentinelOneやCisco Umbrella、Cisco Secure Endpointなどのサイバーセキュリティーソリューションを多くのお客さまに提供し、高い評価を受けています。

これらのソリューション提供後も、ネットマークス・シンガポールのメンテナンスサービスを利用することで、お客さまは安心して本来の業務に専念できます。

シンガポールは主要なエネルギー源として天然ガスを利用しており、二酸化炭素排出量が少ない特徴を持っています。しかし、最近の国際情勢の影響により、天然ガス価格が上昇し、電力価格も上昇しています。シンガポール国内のデータセンターが消費する電力は全体の約7%を占め、データセンターの省エネ化も進行中です。

シンガポール政府は「シンガポール・グリーンプラン2030」という環境行動計画を策定し、その一環として2040年までにガソリン車やディーゼル車を段階的に廃止する方針を掲げています。

シンガポールの教育水準は世界トップクラスです。教育制度はPrimary（小学校に相当）が6年、Secondary（中学校に相当）が4年、Post Secondaryが2年の6-4-2制度で、その後、大学進学か専門コースであるポリテクニック（Polytechnic）に進学することが一般的です。

しかし、国内の大学はわずか6校しかなく、シンガポール人にとって国内の大学への進学は競争が激しいものとなっています。また、Primary卒業時の試験PSLE（Primary School Leaving Examination）の成績で大学進学の可否が決まるといっても過言ではありません。なお、ネットマークス・シンガポールのインド国籍の社員の中には、シンガポールの大学を卒業したメンバーもいます。

ネットマークス・シンガポールのオフィスは風水を取り入れたデザインで、白を基調とし、日当たりがよく、観葉植物を多く配置しています。

他国のネットマークス社と異なり、ネットマークス・シンガポールでは社員旅行のようなイベントは特に行われていません。シンガポールの企業においても、社員旅行は一般的な慣例ではなく、11名の小さな会社なのでコミュニケーションは円滑です。 

以上で、ネットマークス・シンガポールの紹介を終えます。今後も高い技術力とホスピタリティーをもって、国内およびアジア諸国のお客さまにサービスを提供し続けます。 

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