エンドポイントセキュリティー対策は万全ですか？
- ソリューション
2023年03月06日
- 中国
昨今のセキュリティー脅威の状況 - 日系グローバル企業を取り巻く環境
新型コロナウイルスによってリモートワークが急速に普及した結果、それに便乗したサイバー攻撃が多発し、かつ巧妙化し、社会問題となっています。 EmotetなどにみられるフィッシングメールやVPNゲートウェイ、公開Webサーバーの脆弱性をついた攻撃による侵入、ランサムウエアによる身代金要求など手口も多岐にわたります。また、中小企業などの取引先を踏み台にして標的の大企業を攻撃する、サプライチェーン攻撃の被害も近年増加しています。そのため、十分なセキュリティー対策を講じていない企業は、攻撃者の格好のターゲットになる可能性があります。
ネットマークス上海はユニアデックスと協力して、日系企業の中国拠点でのICTインフラ構築やセキュリティー対策のソリューションを提供してきました。今回は海外拠点のセキュリティー強化に役立つクラウド型エンドポイントセキュリティー対策のソリューションについてご紹介します。
エンドポイントセキュリティーとは？
「エンドポイント」とは、ネットワークに接続されている末端の機器であるPC、サーバー、スマートフォン、タブレットなどを指します。保存している情報を含め、端末機器をサイバー攻撃から守るためのセキュリティー対策が 「エンドポイントセキュリティー」 といわれます。
中国でも自宅など社外でPCやタブレットなどを利用して働く機会が増え、社内と社外の境界がなくなり、従来のセキュリティー対策のように「社内ネットワーク上の悪意や不正を検知して取り締まる」だけでは不十分になってきています。
「クラウド型エンドポイントセキュリティー」 ソリューションの機能とメリット
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ログ収集・監視
Web アクセス、ソフトウエア利用、ファイル操作、ユーザーのログイン・ログアウト、プリンター出力などの状況やログを監視することができます。 -
Webアクセス制限
登録した運用ポリシーに沿って、該当するURLを含むWeb サイトへのアクセスを制限します。
標的型攻撃メールに記載されたマルウエア感染などの危険があるWebサイトへのアクセスを防止できます。
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ソフトウエア利用制限
業務に無関係なソフトウエアの利用を制限します。ファイル共有ソフトなど危険なソフトウエアを禁止することで、情報漏えいを防止します。
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デバイス利用制限
USBメモリーやスマートフォンなどの記憶デバイスの利用を制限し、設計書や顧客情報などが含まれる重要ファイルの持ち出しを未然に防止できます。また利用者からの申請を承認したUSBメモリーのみ、利用を許可することも可能です。
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Windows Update 管理機能
PCのWindows Update適用状況を収集し、その結果に基づいて任意の更新プログラムを特定のユーザーに配布し、実行できます。
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IT資産管理
インベントリー収集機能で、恒常的に最新のハードウエアやソフトウエア、ネットワークの情報を把握し、一元管理します。手作業による管理台帳の更新漏れを防ぎ、機器管理にかかる手間と労力も軽減できます。インストール済みソフトウエアのライセンス数を一元管理し、割り当てのない社員の不正利用を防止します。
今回はエンドポイントセキュリティー対策を兼ね備えた資産管理ツールである「MCSGLOBAL Cloud」ついてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。クラウド型エンドポイントセキュリティー管理ツールについてもっと詳しく知りたい方は、こちらからお問い合わせください。
弊社ではBCP（事業継続計画）の観点からも必要な、VPN環境構築、リモートデスクトップ環境構築、資産管理、エンドポイントセキュリティー、クラウド構築など、リモートワークに役立つ商材を取りそろえています。また今後、BCPへの対策が必要になった際には、ぜひともお声がけください。詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。
今後も情報発信を続けていきますので、引き続き、ネットマークス上海をよろしくお願いします。
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