日本ユニシスグループ センサーなどのデバイスやカメラの画像解析も対象とした 「IoTビジネスプラットフォームサービス」開発開始

- センサーなどのデバイスから、データ収集・配信、データ加工・解析までをワンストップで提供 -

  • ニュースリリース

2015年10月23日

商品・サービス

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂)とユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰)の日本ユニシスグループは、センサーなどのデバイスやカメラの画像解析も対象とした「IoTビジネスプラットフォームサービス」の提供に向けて、開発を開始しました。「IoTビジネスプラットフォームサービス」は、センサーなどのデバイス・ネットワークの提供からデータ収集・配信、データ加工・解析までのワンストップサービスを実現します。

今注目が高まる「IoT(Internet of Things)」は、ICT機器や製造機器だけでなく、家電や車、医療器具、建造物、身の回りの品々など、インターネットにつながる「モノ」全てが対象となり、その数は加速度的に増えています。このIoTは、医療、エネルギーマネジメント、災害監視などさまざまな分野でも活用され、人々の生活をより豊かにするために欠かせないものとなっています。これに伴い企業の動きも活発化しており、2020年には関連市場が世界で約356兆円に達すると言われています。

しかし一方で、IoTを活用するためのシステムの構築には、センサーやカメラなどのデバイスから、ネットワーク、データ収集・解析、機械学習と範囲が広く、幅広い知見が必要になり、構築までにかかるコストや時間も課題になっています。また、屋外での利用においては、電源や無線ネットワークの帯域などにも対応する必要があります。

日本ユニシスグループは、これらの課題を解決し、よりスピードが重視されるIoTの活用において、お客さまのニーズに素早く対応するため、ユニアデックスが有するセンサー、デバイス開発やネットワークに関する技術・ノウハウと合わせて「IoTビジネスプラットフォームサービス」の開発を進め、来年度のサービス提供を目指します。

「IoTビジネスプラットフォームサービス」の特徴は、以下のとおりです。

  • 1垂直統合的なサービスをワンストップで提供
    日本ユニシスグループは、本プラットフォームサービスの開発とは別に、センサーデバイス・デバイスアプリケーション・zigbeeネットワークの開発などを進めています。これにより、デバイスやネットワークを含めた垂直統合的なサービスをワンストップで提供します。
  • 2機械学習/ビッグデータ解析機能も提供
    本プラットフォームは、一般的なIoTプラットフォームでは対象外となる、機械学習機能も含んでいます。すでにサービスを提供している、データ活用基盤「データ統合・分析共通PaaS」と組み合わせることにより、ビッグデータの解析までを行うことが可能です。取得データの可視化だけでなく、学習・分析することにより、危険予測などのリスクや、新たなビジネスチャンス発見などの、一歩踏み込んだビジネス価値の提供が可能になります。
  • 3マイクロソフトのIoT製品を活用
    日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:平野 拓也 氏)との強力なパートナーシップのもと、同社のクラウドサービス製品Microsoft® Azure®が提供するIoTサービスを中核としたプラットフォームの構築を予定しています。

■「IoTビジネスプラットフォームサービス」の概要図

以 上

今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

日本マイクロソフト株式会社

クラウド&エンタープライズビジネス本部

執行役員 本部長 佐藤 久 氏

この度は、Microsoft Azureを基盤としたIoTビジネスプラットフォームサービスの開発に着手いただけること心より感謝いたします。垂直型のIoTソリューションを提供できる日本ユニシス様とともに日本のユーザー様のIoT活用とビジネス変革のご支援をできること楽しみしております。

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