ユニアデックス 「SSLサーバー証明書取得管理サービス」を提供開始

- 月額単位の利用料金、複数のサーバーに導入も可能 -

  • ニュースリリース

2016年11月09日

商品・サービス

 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:東 常夫、以下 ユニアデックス)は、SSLサーバー証明書(注1)の新規取得・更新などの取次業務を行う「SSLサーバー証明書取得管理サービス」を本日から提供開始します。さらに、ユニアデックスが提供するクラウドサービス「U-Cloud® IaaS」のオプションサービスとしての提供も今後予定しています(2017年1月提供予定)。

 企業などが運営しているWebサイトでは、申し込みフォームや個人情報などの入力ページの通信のみを暗号化するのではなく、Webサイト全体への通信を暗号化して、より安全性を向上させた「常時SSL化サイト」が増加しています。加えて、大手検索サービスにおいて、Webサイトの常時SSL化の有無が検索ランキングの決定要因となることを公表していることもあり、SEO対策としての利用をはじめ、今後もSSLサーバー証明書のニーズが高まっていくものと考えます。
 また、U-Cloud IaaSのお客さまが本サービスをオプションで利用すると、証明書取得・管理にかかる作業から解放されます。

 今回提供開始する「SSLサーバー証明書取得管理サービス」では、株式会社日本レジストリサービス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東田 幸樹 氏、以下 JPRS)が発行する信頼性の高いSSLサーバー証明書の、販売から新規取得・更新などの取次業務までをユニアデックスが一括して行います。ユニアデックスは、本サービスを企業向けに提供し、1年間で2,000枚の証明書の導入を目指します。

 「SSLサーバー証明書取得管理サービス」の特徴と価格は、以下のとおりです。

  • 1月額単位で提供

    一般的なSSLサーバー証明書では年額払いが多い中、月額払いで提供します(最低利用期間は、6カ月)。このため、利用期間に応じた無駄のない運用が可能となります。

  • 2標準で複数のサーバーに導入可能

    SSLサーバー証明書を1枚購入するだけで、同一コモンネームを持つ複数のサーバーに導入することができるため、冗長構成でのサーバー運用などで費用を抑えることができます。

  • 32種類のSSLサーバー証明書とタイプを提供

    SSLサーバー証明書は、ドメイン認証型と組織認証型(注2)の2種類あります。また、ドメイン名の実在性を認証する「通常」と複数のサブドメインを1枚のSSLサーバー証明書で利用できる「ワイルドカード(注3)」の2タイプあり、用途に応じて選択可能です。さらに、「ダブルアドレス(注4)機能」の標準提供など、お客さまのコスト削減、利便性の向上に寄与する信頼性の高いSSLサーバー証明書を提供します。

  • 4価格について
    • ドメイン認証型
      • 「通常」:月額2,600円(税別)/「ワイルドカード」月額9,900円(税別)
    • 組織認証型
      • 「通常」:月額5,400円(税別)/「ワイルドカード」月額11,900円(税別)

以 上

■「SSLサーバー証明書取得管理サービス」概要と証明書の種類一覧

  • 注1)SSLサーバー証明書
    接続先のWebサイトが本物であり、かつ情報が通信途中で改ざんされていないこと(真正性)の証明、及びWebサーバーとの間の通信の暗号化のため、Webサーバーに設定される電子証明書です。適切なサーバー証明書を用いることは、偽のWebサイトによりパスワード、銀行口座番号やクレジットカード番号などの情報を奪うフィッシングや、通信路の盗聴による情報漏えいを防止する有効な手段の一つです。
  • 注2)ドメイン認証型と組織認証型
    「ドメイン認証型」は、サーバー証明書の申請者が、サーバー証明書に記載のドメイン名の登録者または管理権限を持っていることを証明する証明書です。「組織認証型」は、ドメイン認証に加え、組織の実在性も審査した上で発行する証明書です。
  • 注3)ワイルドカード
    コモンネームの先頭のラベルを「*」とし、任意のラベルで利用可能なサーバー証明書です。「*」と階層が異なるホスト名は利用できません。
    (例)コモンネーム「*.example.jp」の場合
    「www.example.jp」、「tls.example.jp」は利用可能。
    「example.jp」、「tls.www.example.jp」は利用不可。
  • 注4)ダブルアドレス
    同一の証明書でコモンネームに「wwwあり/なし」両方で利用できる機能です。
    (例)コモンネームが「www.example.jp」の場合
    「www.example.jp」と「example.jp」の利用が可能。

■株式会社日本レジストリサービスについて

2000年12月26日設立。ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社です。

  • U-Cloudは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • その他、記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。