日本ユニシスグループ 「Office 365 エンタープライズサービス」を拡張し Cloud PBX導入支援サービスを提供開始

-ワークスタイル変革に合わせたコミュニケーション環境をクラウドから提供。PBX・IP-PBXを不要に-

  • ニュースリリース

2017年03月09日

商品・サービス

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:平岡 昭良)とユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:東 常夫)の日本ユニシスグループは、日本マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス Office 365(注)をエンタープライズ向けに提供する「Office 365エンタープライズサービス」に、Office 365 のコミュニケーションプラットフォーム(基盤)である Skype for Business Online Cloud PBX 機能の導入支援サービスを加え、本日から提供開始します。

日本ユニシスグループが提供する「Office 365 エンタープライズサービス」は、2015年7月から提供を開始しており、「アセスメントサービス」、「導入・構築支援サービス」、「展開支援サービス」、「運用支援サービス」、「保守サービス」など、Office 365活用のアセスメントから運用支援・保守までの総合的なサービスです。これまでに数十社のお客さまへ、Office 365によるメールや情報共有ポータル、Web会議を中心とした最先端のコミュニケーション環境を提供しています。

また、電話によるコミュニケーションについても、オンプレミス型 Skype for Business Server がもつEnterprise Voice機能により、Skype for BusinessとIP電話、従来型電話システムとの連携・統合によるコミュニケーション環境を数多く提供しています。

これらのノウハウをクラウドへ発展させた Cloud PBX 導入支援サービスを提供することにより、日本ユニシスグループが提供しているネットワークなど関連ソリューションと合わせ、お客さまのクラウドを中心とした電話を含む総合的なコミュニケーション環境の実現を支援します。

Skype for Business Online Cloud PBXの特徴は、以下のとおりです。

  • 1電話インフラストラクチャーの維持・運用負荷の軽減
    これまで Skype for Business Server Enterprise Voice機能による IP-PBX代替が可能でしたが、多数のハードウエアが必要となるため、初期コスト、運用コストの他に運用負荷増加の課題がありました。Cloud PBX により、オンプレミスへのIP-PBX・サーバーの設置が不要になるだけでなく、ユーザーや電話番号の管理運用がOffice 365へ一本化されることにより、IP-PBXやサーバーにかかる初期コスト・運用コストだけでなく、管理運用の負荷も大幅に軽減されます。
  • 2場所や相手を問わないシームレスな電話コミュニケーションの実現
    Cloud PBXにより、Office 365が従来から提供するコミュニケーション機能に、電話制御機能が1つに統合されることで、メール、電話、Web会議など多彩なコミュニケーション手段を、社内外の場所を問わずに、シームレスに利用可能になります。例えば、外出時や在宅勤務時にオフィス内のユーザーと内線番号で通話する、不在時にオフィス宛の電話を携帯電話やオフィス内の代理ユーザーへ転送する、海外出張時に割高なローミング費用を気にせずに、国内のオフィス内やお客さまと連絡をする、といったことが実現可能になります。

■ Office 365 / Skype for Business Online Cloud PBX 利用概要

なお、今回のCloud PBX対応サービスは、マイクロソフトが昨年7月に提供開始したSkype for Business Onlineの計画・導入・運用をサポートする際に活用可能な包括的なガイドとツールのセットで構成される「Skype Operations Framework」対応ソリューションとして新たに認定されました。

これからも日本ユニシスグル—プが長年にわたり培った技術力・ノウハウとSkype Operations Frameworkを組み合わせ、お客さまのワークスタイル変革の実現や、コミュニケーション環境の最適化を支援していきます。

日本ユニシスグループは、今回サービスを拡張した「Office 365 エンタープライズサービス」と関連ビジネスで、今後3年間で30億円の売り上げを目指します。

また、3月9日から10日に開催される 日経BP社主催のCloud Days 2017 Tokyoの日本マイクロソフトブース内にて、本サービスの展示を行います。

以 上

【エンドースメント】

今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズパートナー営業統括本部長 業務執行役員 近藤 禎夫氏

シスコは、ユニアデックスとシーイーシーの協業による『無線LAN、仮想ビーコンを活用した「人・モノ・設備」の位置情報管理ソリューション』の提供開始を心より歓迎いたします。ユニアデックスは、シスコゴールドパートナーとしてシスコ無線LANの位置情報データを活用した導線分析ソリューション(Cisco Connected Mobile Experience )を当初より取り組んでいただいております。今回のシスコ無線LANと仮想ビーコンの組み合わせにより、さらなる位置情報の精度と安定化の向上、またシーイーシーの「RaFLOW」との組み合わせにより、お客さま構内における「人・モノ・設備」の導線分析によるシステム運用の効率化が、大幅に改善できるものと期待しています。

日本マイクロソフト株式会社は、日本ユニシスグループ様の『Office 365エンタープライズサービス』のCloud PBX 機能の導入・支援サービス提供開始を心より歓迎いたします。このサービスは、急増するエンタープライズ市場でのOffice 365活用を検討するお客様はもちろん、すでにご利用中のお客様も含め「会議」と「電話」をSkype for Business Onlineに移行したいというニーズに対応し、クラウドを活用したコミュニケーションインフラの変革を促進するものです。当分野におけるクラウド、オンプレミス、ハイブリッドのいずれの環境にも幅広く対応できるシステムサービスを提供する日本ユニシスグループ様との協業は、お客様のワークスタイル変革に貢献できると確信いたします。
今後も日本マイクロソフトは、日本ユニシスグループ様との当分野での協業を加速してまいります。

注:Microsoft Office 365
日本マイクロソフトが提供するパブリッククラウドベースの統合型情報共有クラウドサービスです。

  • Microsoft 、Windows 、Windows Server、Office 365、Skype、Exchange、SharePointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
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