ユニアデックス クラウド環境の運用支援サービス 「MMCS®(マネージドマルチクラウドサービス)」を提供開始

~ クラウド運用の課題を解決し、最適化を実現 ~

  • ニュースリリース

2022年09月20日

商品・サービス

ユニアデックスは、お客さまのクラウド環境におけるさまざまな運用課題を解決する各種サービスを、MMCS(マネージドマルチクラウドサービス)として体系化しました。
今回、その第一弾のサービスとして、「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」と「リモート監視サービス」の提供を本日から開始します。

MMCSの概要

MMCSは、オンプレミスから、プライベートクラウド、パブリッククラウド、さらにこれらを組み合わせたハイブリッドクラウド、マルチクラウドまで、お客さまのクラウド環境に合わせたさまざまな運用を支援するサービスの総称です。
 
MMCSには、現在、以下のようなサービスがラインアップされています。※今後サービス拡充予定

  • お客さま専有型のプライベートクラウド(ホステッドプライベートクラウド)提供サービス
  • お客さま専用のWebポータル(問い合わせ/FAQ対応、インシデント管理など)提供サービス
  • 各種クラウド環境を対象としたリモート監視、システム運用代行、障害一次対応、エスカレーションなどの運用支援サービス

背景

企業活動において、加速化するデジタル変革やさまざまなビジネス環境の変化にスピーディーに対応するためには、クラウドの活用がかかせません。しかし、クラウドには多くのメリットがある反面、移行と運用について数々の課題解決が必要となります。
 
また、従来のオンプレミス中心のシステム利用からクラウドへの一部移行、ハイブリッドクラウド、そしてマルチクラウドへとクラウドの活用が拡大するにつれ、複雑化、セキュリティー対策、コスト管理、ガバナンスといった新たな課題も顕在化していきます。
 
こうしたお客さまの課題を解決するため、クラウド運用の最適化の実現をコンセプトとしたサービスを「MMCS」として体系化し、今回、その第一弾として「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」と「リモート監視サービス」の提供を開始します。

  • 1.「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」 の概要と特徴

株式会社IDCフロンティア(以下、IDCフロンティア)が提供するVMwareベースの専有型仮想化基盤(プライベート環境)を月額固定料金で利用できるサービスです。クラウド移行時の課題となる業務アプリケーションの再構築を行わず移行が可能となるため、移行におけるさまざまな課題をクリアしながらも、従来オンプレミスにおいて運用管理者の大きな負荷となっていた基盤運用管理の負荷を軽減することが可能です。
 
また、MMCSの各種運用支援サービス、移行支援サービス、マルチベンダー保守サービスなどと組み合わせることで、IDCFプライベートクラウド上のOS、ミドルウエアも含めたワンストップの運用・保守サービスをご提供します。
 
(1)ハイブリッド利用が可能
ハウジングやパブリッククラウドとシームレスに接続でき、自由度が高いシステム構成が可能です。
 
(2)高いIO性能と耐障害性
VMware vSAN™ にオールフラッシュストレージを採用し高いIO性能を実現。また、物理サーバーの故障を許容した安全構成であり、保護レベルの高い環境で重要データの消失リスクが低減されています。
 
(3)移行が容易
オンプレミス環境と同じ仮想化技術を採用しているため、業務アプリケーションの作り直しをせずにクラウド移行が可能となります。
 
(4)安心な運用
基盤監視、障害対応、バージョンアップも含めすべて標準サービス内で実施します。これによりお客さまのインフラにかかる運用工数を大幅に軽減可能です。

 「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020」構成例

 

  • 2.「リモート監視サービス」の概要と特徴

各種クラウドサービス利用時のシステム監視と運用代行を24時間/365日リモートで行い、運用管理者の負荷を軽減するサービスです。
 
(1)マルチクラウド対応
 
IDCFプライベートクラウド TypeV 2020、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud上のOSの監視や運用代行などを24時間/365日で実施します。各クラウドサービス単体の監視からマルチクラウド環境の監視まで幅広く対応します。
 
(2)月次レポートを提供
標準サービス内でアラート、リソース状況に関する月次レポートを提供します。
 
(3)シンプルなメニュー体系
お客さまの望む対応レベルにより、監視対象単位でシルバー、ゴールドのメニューから選択できます。シルバーサービスでは、性能・障害監視におけるアラート通知、ゴールドサービスではシルバーの内容に加え、アラート発生時の一次対応、運用作業代行などを実施します。

今後の展開について

ユニアデックスは、MMCS関連の売上として3年間で13億円を目指します。また、MMCSのサービスラインアップとしてマルチクラウドに対応した「データバックアップサービス」「アンチウイルス運用支援サービス」「統合運用管理ツール」の提供とその運用支援などを計画しています。
 
今後もユニアデックスが従来培ってきたマルチベンダー・ワンストップの強みをもとに、お客さまのクラウド活用を支援するさまざまなサービスの提供に取り組んでいきます。

以 上

  • MMCSは、ユニアデックスの株式会社の登録商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。