ユニアデックス、Rubrikのデータセキュリティーソリューションをクラウドサービス「U-Cloud®」上で提供開始

2022年3月に独立行政法人情報処理推進機構（IPA）が発表した「情報セキュリティ10大脅威2022」では、ランサムウエアによる被害が1位に挙げられ、またRubrikが行った最新の調査「データセキュリティの現状」レポートでは、ランサムウエア攻撃からデータを回復できた日本企業はわずか13％でした。このようにランサムウエアによる攻撃が巧妙化し続ける中、企業では、迅速なランサムウエアの感知、データの保護、データの復旧ができるソリューションが求められています。

ユニアデックスは、世界的なサイバー攻撃の急増と巧妙化が進む中、ランサムウエア攻撃への対応は喫緊の課題であると考えますが、その一方で、企業はサイバーセキュリティー人材の不足に直面しています。

そこでU-Cloudは、独自OSのアプライアンスでランサムウエアを含むマルウエアなどに感染するリスクが低く、たとえ感染したとしてもファイルレベルで被害の詳細を把握し、確実な復旧が可能なRubrikのデータセキュリティーソリューションを採用することとしました。
これにより、バックアップシステムの乗っ取り防止、ランサムウエア感染の検出、データの改ざん防止に加えて、Rubrikからの充実したサポートによる復旧支援を得ることができます。

また、U-Cloud では、Rubrikのデータセキュリティーソリューションをサービス利用型として提供するだけではなく、データの復旧支援を含めた運用アウトソースも提供します。お客さまは、Rubrikのデータセキュリティーソリューションを自社のリソースとして所有することなく、フルマネージドで利用することで、ランサムウエア感染からの迅速な復旧が可能となります。

2008年から提供している「エンタープライズクラウド」です。月額利用・伸縮性といったメリットを持ち、障害時技術サポートやシステム監視などの運用サービスを併せて提供するマネージド型のクラウドサービスです。700社を超えるお客さまの基幹系システムでご利用実績があります。

データの保護、データの可観測性、データの復旧を柱としたソリューションで、データを強力に保護すると同時に、侵入された場合においても迅速かつ安全なデータの復旧を支援します。 

ユニアデックスは、U-Cloud 上のデータだけでなく、オンプレミス環境などのデータにもRubrikのデータセキュリティーソリューションを適用することが可能なサービスを提供予定です。

U-Cloud ではデータセキュリティーソリューションを段階的に提供します。

●2023年7月：セキュアなバックアップサービスとして提供
U-Cloud 上のデータ（システムディスク）を対象にしたバックアップ

●2023年10月（予定）：ランサムウエア対策を含めたサービスを提供
U-Cloud 上のデータ（システムディスクとデータディスク）を対象にしたバックアップとランサムウエア感染時の復旧支援

●2024年4月（予定）：U-Cloud 以外にあるデータを対象としたサービスを提供
オンプレミス環境などのデータも対象にしたバックアップとランサムウエア感染時の復旧支援

 

以上

■Rubrik Japan株式会社
サイバーセキュリティー企業であるRubrikは、世界のデータを安全に保護することをミッションとしており、The Zero Trust Data Security™の先駆者として、企業がサイバー攻撃、悪意のあるインサイダー、および業務の中断に対するビジネスの回復力を達成できるよう支援します。機械学習を活用したRubrik Security Cloudは、オンプレミス、クラウド、およびSaaSアプリケーション全体のデータを安全に保護します。またRubrikは、データの安全性を維持し、厳しい条件下でのデータの可用性を実現するとともに、データのリスクと脅威を継続的に監視し、インフラストラクチャが攻撃された場合でもデータと共にビジネスの復旧を支援します。