ユニアデックス、国土交通省「令和6年度 下水道革新的技術実証事業(FS調査)」に採択

~リアルタイム感染症動向把握のための下水バイオマーカーセンサの開発に参画~

  • お知らせ

2024年04月08日

事業展開/協業・提携

ユニアデックスは、国土交通省による「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」の「実処理場等において普及可能性等を調査する『FS調査』」に、日水コン、明電舎、三機⼯業、NSCテック、東北⼤学⼤学院⼯学研究科および仙台市と共同で応募し、2024年3⽉28⽇に採択されました。
本共同研究体と共に進める「リアルタイム感染症動向把握のための下水バイオマーカーセンサの開発」で、ユニアデックスはリアルタイム情報共有システム開発を担当します。

本研究で確⽴を⽬指す感染症適応社会の概念図

ユニアデックスは、2021年の「感染症適応社会を実現するリアルタイム下水監視システムの開発研究(※注1)」への参画をはじめ、都市下水の調査結果を活用した感染症動向把握に関するシステム開発に携わってきました。
 
この度「令和6年度国⼟交通省B-DASHプロジェクト(FS調査)」に採択された「リアルタイム感染症動向把握のための下水バイオマーカーセンサの開発」では、ウイルスよりも⾼濃度で下⽔中に存在する感染症関連タンパク質バイオマーカーのセンサ技術を開発し、IoT技術の融合による下⽔からのリアルタイム感染症情報モニタリングの実現を目指します。
本研究内でユニアデックスが担当する「下⽔情報リアルタイム共有システムの構築」では、下⽔バイオマーカーセンサによる感染症関連の検出結果を、令和4年度内閣府事業により構築した「下⽔情報共有DXプラットフォーム」(※注2)へ即時表⽰することに取り組みます。
 
ユニアデックスは今後も、サーバーやネットワークなどの保守・運用事業で培ってきた知見と、本実証で得られた感染症動向把握に関するデータ分析の知見を生かしながら、本共同研究体とともに下⽔情報のさらなる⾼付加価値化を⽬指した研究を推進していきます。

以上

  • ※注1:感染症適応社会を実現するリアルタイム下水監視システムの開発研究
    2021年5月19日ニュースリリース
    感染症適応社会を実現するリアルタイム下水監視システムの開発研究を開始
    https://www.uniadex.co.jp/news/2021/20210519_sewage.html
  • ※注2:下⽔情報共有DXプラットフォーム
    令和4年度 内閣官房による「ウィズコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に向けた調査研究業務」における「ウィズコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に係る個別研究テーマ」として採択された実証事業

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