先輩社員インタビュー 寺内 麻里絵
入社間もない頃の大きな失敗が
社会人としての礎になっています。
先輩社員インタビュー Profile
寺内 麻里絵
てらうち まりえ- 所属
- インテグサービス第一統括部 ネットワークサービス部三課
- 職種/社歴
- カスタマーサービス 2010年入社
- 専攻
- 農学部 農業経済学科
無線LAN環境を整え
保守サービスを提供
私が在籍するネットワークサービス部は、お客さま企業のネットワーク環境に関するサービスを主管する部署です。一般的にはカスタマーサービス、または運用サポートと呼ばれる領域ですが、最近ではシステムエンジニアから引き継いだ簡易的な設計も手がけ、少しずつ業務の幅を拡大しています。
その中で私が担当するのは、無線に関する業務。わかりやすくいうと、お客さま企業のWi-Fi(無線LAN)環境を整備し、保守サービスを行う仕事です。具体的な仕事内容は、無線作業の見積もり、簡易設計、現場での導入作業、保守業務など。部署でのキャリアが長いため、後進育成サポートも担当しています。
入社以来、無線一筋
今後も究めていきたい
無線通信は今や私たちの生活と切り離せないものになり、その技術も進化し続けています。次々に生み出される新しい技術を習得し、お客さま先で構築して使用していただけるようにするのは、けっして簡単なことではありません。ITの導入に積極的に取り組むお客さまの場合、当社がおすすめする前に「これを使ってみたい」「次はこういうことをできるようにしたい」とご要望をいただくこともあります。そのようなケースでは、運用サポートを通じて日常的にお客さまと接する私たちが最初の窓口となることも多く、最新技術に関するアンテナは常に立てておかなければなりません。
仕事にともなう責任を
思い知った入社1年目の事件
私は入社当時、今思い出しても冷や汗が出るような大きな失敗を経験しています。お客さま先で作業をしているときに、誤って機器を再起動させてしまったのです。再起動=システムダウン。当時はそんなこともわかりませんでした。すぐにアラートが出て、会社から連絡が入り、大騒ぎに。同じ機器が2台あり、再起動させたのが運よくバックアップ側だったことから事なきを得ましたが、周囲の緊迫感からただごとじゃないのは伝わりました。作業レベルでいえば、手順書を読み間違えてコマンドを1つ飛ばしただけ。たった1つの打ち間違いが、あわやお客さまの業務全停止を招き、実害がなくても担当営業には説明責任が生じ、報告書も提出しなければなりませんでした。自分が背負う責任の重みを痛感させられ、その日を境に仕事に対する意識がガラッと変わりました。
入社早々、プロ意識を身につけられてよかった、今はそう振り返る余裕も生まれ、このエピソードを後輩の指導に役立てています。
ある日のスケジュール
9:00 |
サービスセンター(有楽町)へ出社 |
---|---|
9:30 |
2日後に控える仕事の準備 |
10:30 |
担当案件のスケジュール調整、関連部署への連絡 |
12:00 |
昼食(部署の先輩・後輩と事務所でお弁当を食べる) |
13:00 |
資料の作成、簡易的な設計作業 |
15:00 |
豊洲本社へ移動し、社内打ち合わせ |
16:30 |
サービスセンター(有楽町)へ移動 |
17:30 |
退社 |
オフの過ごし方
休日は、夫と一緒にゲームや買い物をしてのんびり過ごすことが多いです。料理が好きなので、土日の夕食に好きなものを作ることが良い息抜き。最近は、平日のお弁当作りにも凝っていて、作り置きレシピの本や動画を見ながら、いろいろ試しています。
学生へのメッセージ
後悔のない進路選択をするためには、自分がどのように働きたいかを明確にし、知りたいことは勇気を出して全部確認することが大切です。当社の魅力は、年次、年齢関係なく、わいわい仕事ができること。育児休業や時短勤務の制度を利用する男性社員も増えていて、理想的なワーク・ライフ・バランスを保てます。