Cisco WebEx導入事例慶應義塾大学様
2017年06月01日
- お客さま導入事例
- 働き方改革
- コラボレーション
- ネットワーク
3万人を超えるすべての学生と教職員にWeb会議サービスを提供
共通認証システムと連携してスムーズに利用できる仕組みを構築


慶應義塾大学では、2017 年 2 月から東京都と神奈川県にある6つのキャンパスすべてで、3 万人以上の学生と教職員の全員が Web 会議サービス「Cisco WebEx」を利用できるようにしている。学術活動のグローバル化に対応し、日々の大学業務の効率化などにも貢献する施策として注目されており、ユニアデックスはその導入と構築、大学全体におけるサービス展開を支援している。
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慶應義塾金子 康樹氏
インフォメーションテクノロジーセンター (ITC) 本部
事務長 -
慶應義塾山根 健氏
インフォメーションテクノロジーセンター (ITC) 本部
課長 -
慶應義塾坂東 佑一氏
インフォメーションテクノロジーセンター (ITC)本部
導入前
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契約ライセンス数の制限から、Cisco WebExの利用には事前の申請が必要だった。
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学生や一部の教員は、Cisco WebExで開催された会議に招待を受け参加することしかできなかった。
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大学のグローバル化が進み、場所にとらわれないコミュニケーションの必要性が高まっていた。
導入後
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Cisco WebEx のアカデミックオファーで、すべての学生、教職員が利用できる環境となった。
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慶應義塾大学独自の共通認証システム(keio.jp)とCisco WebExを連携させて、シングルサインオンによるスムーズな利用が可能となった。
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キャンパス間の移動時間の短縮や、海外の大学との会議にも対応することが可能となった。
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パンデミック対応や災害時の臨機応変な活用もできるようになった。
システムの特徴
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3 万人以上の学生、教職員全員が主催者権限でCisco WebExを利用可能
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慶應義塾大学独自の共通認証システムと連携する仕組みを新たに整備
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各キャンパスが保有する既存のビデオ会議システムと相互接続をするための基盤

経緯
学術活動・業務とも場所にとらわれないコミュニケーションの必要性がより高まる
グローバルでの利用実績や安定性を考慮してCisco WebExの全学展開を決断
プロセス
Cisco WebExと大学独自の共通認証システムと連携させて
シングルサインオンによるスムーズな利用を可能に
効果・今後
学術分野だけでなく大学業務の見直しにも貢献
利用促進に向けた取り組みを今度も継続していく
お客さまの評価
プロジェクトの進行をしっかりとサポート
今回のプロジェクトは、日々の通常の業務を行いながら進めることになり、メンバーの負担が大きくなっていたのですが、ユニアデックスには常に丁寧で確実な対応をしていただきました。ユニアデックスの力を借りて、新しいコミュニケーション環境を整えることができました。(金子氏)
より良い環境の実現に向けた支援にも期待
これから利用が進んでいくと、ユーザーからはさまざまな要望が出てくるでしょう。中には無理難題もあるかもしれませんが、それをどのようにくみ取り、反映していけばより使いやすくできるか、私たちと一緒に取り組んでいただけることを期待しています。(山根氏)
緊密な連携と迅速な対応に感謝
非常に大規模な事例となりましたが、ユニアデックスにはとても手厚くサポートしていただき、感謝しています。こちらの疑問や質問にもスピーディーかつ丁寧にお答えいただき、本当に助かりました。(坂東氏)
2017年06月取材
Profile
- 所在地
- 三田キャンパス : 東京都港区三田 2-15-45
日吉キャンパス : 神奈川県横浜市港北区日吉 4-1-1
矢上キャンパス : 神奈川県横浜市港北区日吉 3-14-1
信濃町キャンパス : 東京都新宿区信濃町 35
湘南藤沢キャンパス : 神奈川県藤沢市遠藤 5322
芝共立キャンパス : 東京都港区芝公園 1-5-30 - 創立
- 1858 年
- 学生数
- 約 33,530 人
- 専任教員数
- 約 2,680 人(常勤者、有期契約を含む)
- 職員数
- 約 3,002 人(常勤者、有期契約を含む)
- 学部 / 研究科数
- 10 学部、14 研究科
2017 年 5 月1 日現在
- ※記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
- ※自治体・企業・人物名は、取材制作時点のものです。