SAS(Serial Attached SCSI)切換装置
スタンバイシステムを低コストで容易に実現
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概要・特徴

概要
『SAS切換装置』は、サーバーとSAS(Serial Attached SCSI)周辺装置(外部ディスク装置など)の間に設置し、システム接続経路の変更をソフトウエアの介在することなしに2対1、1対2の任意の構成を手動、またはRS232Cインターフェースを使用したコマンドにより、切り換えを行う装置です。
特徴
サーバーとSAS周辺装置を2対1、1対2で接続し、切換えることが可能となります。<br> サーバ2台と外部ディスク装置1台を接続することにより、サーバーに障害が発生した場合、スタンバイサーバーへ切り換えることが出来ます。
ロードバランサーやクラスタなどのスタンバイシステム専用ソフトウエアを介在することなく低コストでスタンバイシステムの構築可能となります。
半導体スイッチ1個のシンプル構成により、信頼性の高い接続切り換えを実現しています。
ラックマウントの1Uに2台搭載可能なコンパクトサイズを実現しています。
RS232Cインターフェースを使用した、コマンドによるリモート切換えが可能です。
機能・仕様
機能
代表的な接続例を以下の図で表します。

その他、サーバー1台に対して外部ディスク”A”と”B”の2セットを接続した環境で、
Path-Aに接続されている外部ディスクAで立ち上げれば、OS:Windows2003で使用出来ます。
また、手動にてSAS切換装置をPath-Bに切り換え、外部ディスクBで立ち上げれば、OS:Windows2008で使用出来ます。
仕様
スクロール
サーバ対周辺装置の接続方式 | 2対1、または1対2 |
---|---|
インターフェース | SAS1.1準拠(3Gbps) |
レーン数 | 4レーン |
コネクタ | miniSASコネクタ(SFF8088)ユニバーサルタイプ(4Key) |
ケーブル長 | サーバ側:5メートル以内、周辺装置側:5メートル以内 |
手動切換方式 | レバーロック式スイッチ |
リモート切換 | コマンド文字列送信による。コネクタ:D-SUB9ピン(オス)、RS232Cインタリンク用クロスケーブル(別途必要)ケーブル長5メートル以内 |
表示方式 | Path-A/B切換(緑LED 2個)、リモートモード(緑LED 1個)、アラーム(赤LED 1個) |
外形寸法 | 210mm(W)×247mm(D)×41mm(H)(奥行寸法は部品含む) |
質量 | 2.5kg以下 |
色 | 黒 |
電源 | 電源電圧 単相AC100V ±10V、50/60Hz (±1Hz) |
消費電流 | 0.3A以下 |
設置形態 | スタンドアローン |
ラック収納 | 1U(別途オプションが必要) |
動作時温度 | 13~35℃、非動作時温度:-10~50℃、輸送保管時温度:-30~60℃、温度変化率 10℃/Hr以下 |
動作時湿度 | 20~80% RH(結露なきこと)、非動作時湿度:20~90% RH(結露なきこと) |
動作時振動 | 2.45m/s2(0.25G)以下、非動作時振動:7.35m/s2(0.75G)以下 |
梱包時衝撃 | 98.1m/s2(10G)以下 |
規制等 | VCCI クラスA適合、RoHS 指令対応 |
商品販売元
ユニアデックス
更新日:2022年04月14日
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