利用者視点でのICT活用で医療と介護の融合を目指す。高橋病院様「地域見守りサービス」導入事例を掲載しました。

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2012年06月06日

事例

「地域見守りサービス」は地域医療連携システム「ID-Link」と連携して、自宅や介護施設、病院など利用者の居場所から入力された日常生活動作(ADL)評価情報を、インターネットを介して院内に設置された「見守りセンター」に集約する。
この情報はアセスメントツールに基づきモニタリングやデータ解析が行われ、利用者の状態に異変が見られた場合には、主治医や看護師、ケアマネージャーなど関係職種に連絡されるようになっている。

ICTに不慣れな高齢者でも自身のADL情報を簡単に入力できるようにスマートフォンやタブレット端末、デジタルペンなどを使用可能にした。これによって医師や看護師、ケアマネージャーが、患者やその家族が在宅であっても、患者のADLの変化を把握可能。

同様にスマートフォンを用いて糖尿病患者が、自己測定した血糖値や体調変化などを入力して医師と看護師がそれを共有する仕組みや、がん患者が痛みの程度をデジタルペンで入力し、訪問看護師などによる心理的支援やケアに役立てる仕組み、さらには各種バイタルデータを自動送信して共有する仕組みも実現した。

本サービスの全国展開にあたり、データセンターによるインフラ構築、システム運用とメンテナンス、ヘルプデスク業務をユニアデックスに委託。これでいままでと同様に医療と介護に精通した人間を中心にICT戦略の実現に専念できる。

一方、ユニアデックスでは、地域見守りサービスを導入する医療機関や介護施設の拡大に備えて、コールセンター業務に対応する各種專門スタッフを育成中である。

「地域見守りサービス事例 高橋病院様」の詳細は、パンフレットPDF資料での提供となります。
下記のリンク先よりダウンロードしてご覧ください。