ユニアデックス ユニチカの「統合コミュニケーション基盤」を構築 Lync®の電話機能とビデオ会議システムを組み合わせ、コミュニケーションが活性化
-IP化、PBXレスによるコスト削減と利便性の向上を実現-
- ニュースリリース
2015年04月16日
事例
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、ユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:注連 浩行 氏、以下 ユニチカ)の「統合コミュニケーション基盤」を構築しました。
ユニチカでは、社内の電話システムをMicrosoft Lync(以下 Lync)で再構築することでPBX(構内交換機)の撤廃や規模縮小が可能となり、設備の維持コストの大幅な削減を実現しました。また、通話コストについても、Lync導入前に比べて2割以上の削減効果が出ています。さらに、Lyncの電話機能をベースに、インスタントメッセージやWeb会議機能を活用することで社内の情報共有の効率化も図りました。加えて、既存のポリコム社製ビデオ会議システムとLync環境を相互にビデオ接続することで、コミュニケーションの活性化による業務効率アップを図りました。
ユニチカは、2011年から通話や設備コストと出張費の削減、既存ビデオ会議システムの利用率向上などの課題を解決するために、Lyncの電話機能を活用したコミュニケーション基盤の再構築に取り組んできました。
2012年に大阪、東京、宇治、岡崎の4拠点でLync 2010を導入し、2013年にはグループ会社のユニチカトレーディングへ導入、Lync 2013での運用を始めました。2014年の東京本社移転の際にはPBXを撤廃し、電話機能をLyncへ完全移行しています。固定電話については、Lync対応ポリコム社製のIP電話を導入することで、部署や用途に合わせた使い分けも実施しています。また、2015年3月には宇治事業所の電話システムをPBXとLyncのハイブリッド構成で再構築し、2016年には大阪本社の電話システムを東京本社と同様にPBXの撤廃を予定しています。これにより、国内およびグループ事業拠点6か所、利用者数約2000名規模のLyncを活用した電話システムとなります。
ユニアデックスは、ユニチカの既存のシステム環境やニーズに柔軟に対応した提案内容と、それを実現するための音声システム(電話、PBX)をはじめとした総合的な技術力が評価され、本システムの導入を担当しました。
ユニアデックスでは、今後もLyncとポリコム社製ビデオ会議システムに関する高い技術力を生かした「統合コミュニケーション基盤」を製造業や金融業をはじめとした企業向けに提供していきます。
ユニチカの「統合コミュニケーション基盤」の特徴と今後の展開は、以下のとおりです。
- 1東京本社、宇治事業所の電話システムをLync中心に再構築
- 2PBXの撤廃(東京)、規模縮小(宇治)による維持コストの大幅削減
- 3ポリコム社製ビデオ会議システムとLyncのWeb会議との連携を強化
- 4海外拠点ともLyncで通話し、国内を含めた通話コストを大幅に削減
- 5大阪本社のPBXを撤廃し、東京本社と同様の環境に構築(2016年予定)
■ユニチカ「統合コミュニケーション基盤」システム構成図

以 上
- ※ Microsoft、Lyncは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- ※ その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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