ユニアデックス エンドポイントへの攻撃をクラウド環境で防御し管理する 「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」を販売開始

- 最新の脅威から情報資産を強力に保護 -

  • ニュースリリース

2017年04月14日

商品・サービス

ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:東 常夫、以下 ユニアデックス)は、シスコシステムズ社製のクラウド環境で管理するエンドポイント(注1)セキュリティーソリューション「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」の販売を本日から開始します

国・地方自治体・企業の社内インフラを攻撃対象とした標的型攻撃は、増加するとともに、日々新たな攻撃手法が生み出されています。これまでの防ぐための対策だけでなく、万が一の侵入においては、いち早く把握・検出を行い、適切な対処を行うことも重要な課題となっています。

「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」は、これらの課題を解決する、クラウド管理型エンドポイントセキュリティソリューションです。「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」は、従来型の対策に見られる、脅威の侵入防御、サンドボックス(注2)によるマルウエア分析機能に加え、侵入を許した際に被害を最小限に留めるインシデントレスポンス機能を提供し、最新の脅威からお客さまの情報資産を強力に保護します。

また、「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」は、全ての管理機能をクラウドで提供するため、管理用のサーバーは不要です。セキュリティー管理者はインターネットに接続できるPCやスマートデバイスがあれば、場所を選ばす、適切な対応を取ることができます。

ユニアデックスは以前から、お客さまの要望に基づいた情報セキュリティーに関するポリシー変更などの運用管理サービスを提供しています。セキュリティー対策として、防御をすり抜けてくる脅威に対し、システム内のどこに忍び込んでいるかを把握・検出し、速やかに隔離し、排除することが重要です。今回、防御・検知・分析・排除の対応をセキュリティーの運用サイクルに含めた「運用管理サービス」も併せ提供します。

「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」とユニアデックスの「運用管理サービス」の特徴は、以下のとおりです。

■「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」について

侵入を前提とした総合的な防御対策を施し、インテリジェントかつ高度なマルウエアの分析・隔離を行います。

  • 1グローバル脅威インテリジェンス(注3)
    毎日、何百万ものマルウエアサンプルやテラバイト単位のデータを分析し、インテリジェンス情報より、既知の脅威と新たな脅威をプロアクティブに防御します。
  • 2高度なサンドボックス
    高度なサンドボックス機能により、560 以上の動作指標に対してファイルの静的/動的分析を自動的に実行します。これにより、セキュリティー担当者は巧妙な攻撃について理解した上で、適切な対応を行うことができます。
  • 3ポイントインタイムのマルウエア検出とブロック
    ネットワークに侵入しようとするマルウエアをリアルタイムで検知、遮断します。 1 対 1 のシグニチャ マッチング、機械学習、ファジー フィンガープリント(注4)を使用し、エントリー時点のファイルを分析し、既知および未知のマルウエアを捕えます。その結果、検出時間が短縮され、防御が自動化されます。
  • 4継続的な分析とレトロスペクティブ セキュリティー(注5)
    あるファイルが自社のネットワークに入ってくると、ファイルの性質に関係なく、そのファイルのアクティビティーを観測し続けます。後から悪意のある動作が検出された場合、マルウエアの侵入経路、ネットワーク内での拡散状況を通知するレトロスペクティブアラートを送信し、侵入したマルウエアに対する、速やかな隔離、封じ込めを行います。

■ユニアデックスの「運用管理サービス」について

  • 1ヘルスチェックサービス
    定期的にお客さま環境を確認し、異常発生時にはお客さま環境にリモートで接続を行い、復旧支援を行うサービスです。「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」は、クラウド環境で管理するため、お客さまになり替わり運用を行うことが可能です。
  • 2マルウエア解析サービス
    お客さまからお預かりした不審なファイルを解析し、レポートを提出するサービスです

「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」の価格は、100ユーザーで1,100,000円~(税別)/年額で別途初期費用が必要です。

ユニアデックスは、すでに本製品を利用している企業や新規導入企業を中心に本サービスを拡販し、製品と「運用管理サービス」を併せて、3年間で、50ユーザーを目指します。

以 上

■「Cisco Advanced Malware Protection for Endpoints」の導入イメージ図

  • 注1) エンドポイント
    ネットワークに接続されたパソコンやPDA、携帯電話などのネットワーク端末のことです。
  • 注2) サンドボックス
    保護された領域内でプログラムを動作させることです。外部から受け取ったプログラムを保護(隔離)された領域で動作させることで、悪意あるウイルスが侵入してもほかのデータに影響を与えません。
  • 注3) 脅威インテリジェンス
    サイバーセキュリティーに関する複数の情報の集合体のことです
  • 注4) ファジー フィンガープリント
    デジタルコンテンツの同一性を確認するために使用される値です。
  • 注5) レトロスペクティブ セキュリティー
    過去に遡って脅威を検知する機能です。
  • 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。