クラウド型ネットワークサービスWrap導入事例千葉県市原市役所様
2024年11月29日
- お客さま導入事例
- クラウド
- 働き方改革
- テレワーク
- セキュリティー
行政事務のDXを目指して全職員を対象にWrapを導入
テレワークやリモートワークなど柔軟で効率的な働き方を推進
市原市では「行政事務のデジタル変革(DX)による生産性の向上」を掲げ、職員が場所と時間にとらわれずに能力を発揮できる柔軟な働き方を推進。その手段の1つとしてユニアデックスのクラウド型ネットワークサービスWrapを職員、約1,700名に導入。職員の利便性を落とさず利用できる、高品質・高セキュリティーのサービスであることなどが評価された。テレワークによるワークライフバランスの向上や、現場や出張先での事務処理、災害時の避難場所業務など、さまざまな場面でWrapの活用が見込まれている。
-
市原市 総務部中田 直樹氏
情報政策課 課長 -
市原市 総務部小田 知弘氏
情報政策課 課長補佐 -
市原市 総務部石井 孝幸氏
情報政策課 副主査 -
市原市 総務部木内 貴大氏
情報政策課 副主査 -
市原市 総務部舘野 優二氏
情報政策課 主任
導入前
-
新型コロナウイルス感染症や緊急事態宣言の対策のため、在宅勤務を希望する職員のニーズに応えられる環境整備が急務だった
-
テレワークでのオンライン会議が利用できるようになったが、音声マイクが利用できないなどシステム上の制約があった
-
庁内ネットワークに入るには、業務パソコン、自宅の私用パソコンのそれぞれに設定が必要なため、職員からの問い合わせ対応で負荷が増大していた
導入後
-
全職員にWrapのエージェントを配布し、職員の希望に応じてテレワーク、リモートワークが行える環境を提供
-
音声マイクの利用も含めてオンライン会議への参加も問題なく実施できるようになり、テレワークを選択する機会が増加
-
業務パソコンを持ち帰り、自宅のネットワークに接続するだけで庁内ネットワークにつながり、庁内と同じ環境での業務が実現
経緯
行政サービスと行政事務の一体的なデジタル改革を推進
プロセス
同時接続数の制限や音声マイクが使えないなどの課題があった従来のテレワークシステム
効果・今後
テレワーク、出張時のリモートワークに加え災害などの緊急時にもスムーズに情報共有
お客さまの評価
サービスを導入して終わりではない
ニーズに応じて追加できるオプション機能にも期待
市役所でもクラウドサービスを積極的に活用する時代を迎えています。Wrapはさまざまな付加機能、例えばクラウドとの直接接続が可能な複数拠点接続オプションや、インターネットブレークアウトなどのオプション機能をニーズに応じて追加、拡張できるのでありがたい。サービスを導入して終わりではありませんから。(中田氏)
オンライン会議などテレワークの制約がなくなり、ワークライフバランスなど柔軟な働き方を実現
Wrapの導入後はオンライン会議がスムーズに行えるようになるなど、より快適にテレワークができるようになりました。通勤時間がないので効率的、計画的に仕事が行えます。時間と場所にしばられない働き方により、育児や介護など職員の個々の事情に応じたワークライフバランスへの対応も効果的に行えると期待しています。(小田氏)
災害時にWrapと業務パソコンを用いて避難場所など現場での緊急対応が可能
能登半島地震の際に、職員はWrapエージェントがインストールされた業務パソコンを持参し、現地の災害用Wi-Fiを使って庁内と連絡を取り合ったと聞いています。市原市は、災害時に市内の小中学校などを避難場所と決めており、現場での職員のスムーズな緊急対応が可能になるとみています。(石井氏)
Wrap導入の決め手は「ユニアデックスのサービスだから」
「どうしてWrapなの?」と聞かれたら「ユニアデックスのサービスだから」と答えます。それくらい、PoCの提案から導入時、導入後のサポートまで、ユニアデックスの担当者は皆さん、丁寧に対応していただいています。Wrapの他にも、庁内ネットワークの更新などで今後も的確なアドバイスを期待しています。(木内氏)
Wrapエージェントのログを取得し専用ポータルサイトから解析を依頼
Wrapは使いやすいと職員に好評ですが、まれにテレワーク中の職員から「システムにつながらない」といった問い合わせがあります。その際、専用ポータルサイトからユニアデックスに依頼して原因を解析してもらいます。こうした対応も親身になって行ってくれるので、とてもありがたいと感じています。(舘野氏)
2024年07月取材
Profile
- ※記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
- ※自治体・企業・人物名は、取材制作時点のものです。