VAST Data Platform(バスト データプラットフォーム)

大容量データも瞬時に処理! 圧倒的コスト効率のオールフラッシュストレージ

  • 商品・サービス
  • データ活用
  • ストレージ

性能、価格、拡張性 全てに優れた
スケールアウト型オールフラッシュストレージ
増大し続けるデータも高速処理します!

VAST CERES データボックス

VAST Data Platformは、大容量データを取り扱うさまざまな業種でご利用いただいています

ビッグデータを高速で処理する
研究開発機関
映像データを作成・蓄積する
制作会社
研究開発データが増え続ける
製薬会社
CADデータを利用する
製造業企業

データ管理の課題

大容量データの蓄積・高速処理の課題

AI(LLM/大規模言語モデル)のような大容量データ処理のイメージ
1PB以上の大容量データの
高速処理が求められる
大容量の映像データの編集イメージ
大容量映像データのコストを
抑えつつパフォーマンスを上げたい
長期に蓄積されたビッグデータを処理するイメージ
エネルギー研究や気象データなど
ビッグデータの高速処理が必要
製薬工場のイメージ
製薬の研究開発データが
増え続けるので拡張性が重要
複雑で大容量になる設計・シミュレーションデータのイメージ
設計データやシミュレーションデータ
の高速検索・処理が必要

課題の解決

高性能・信頼性・コストパフォーマンスを両立

VAST Data Platformは、高性能・信頼性・コストパフォーマンスを両立する新世代のオールフラッシュストレージです。
多くの特許技術を組み合わせることでオールフラッシュの長年の課題だった高コストを改善し、圧倒的なコストパフォーマンスを実現。
高額なフラッシュストレージと同レベルの性能に加えて、 10年の利用にも耐えうる拡張性も有しています。

「高性能型」オールフラッシュでは…パフォーマンスにはある程度満足。しかし高コストが悩ましい…/「低コスト型」オールフラッシュでは…保存用ならいいが高速処理には向かない…5年サイクルのリプレースコストが痛い
VAST Data Platformなら、高速処理・PBを超える拡張性・10年の長期保守、費用対効果抜群!!

オールフラッシュストレージ比較

スクロール
  「高性能型」
オールフラッシュストレージ
「低コスト型」
オールフラッシュストレージ
VAST
Data Platform
高速パフォーマンス
SCMメモリーで
高速パフォーマンス

構造上フラッシュチップの高速性を
十分に引き出せない

複数の技術により低コストの
QLCメモリーで高性能を実現
データ容量の拡張性
ノード数が増えることで
スケール効果が鈍化

ノード数が増えることで
スケール効果が鈍化

事実上、無制限に拡張可能
(エクサバイトまで拡張可能)
保証期間・耐用年数
6~7年が一般的

6~7年が一般的

安定性能と長期保守により
10年使い続けられる
データ削減技術
重複排除や圧縮により
効率化

重複排除や圧縮に
期待した効果が得られないケースも

重複排除や圧縮に加えて類似性圧縮により
圧倒的なストレージ効率
コスト
高額

安価

10年使用で
数千万円~節約が可能に

VAST Data Platform とは

VAST Data Platform は、従来のストレージの常識を覆す次世代のスケールアウト型ストレージプラットフォームです。新しいテクノロジーと先進的なストレージアルゴリズムを組み合わせることで、従来のストレージよりも高性能でありながら手頃な価格を実現しています。

  • 要求の厳しいレガシーアプリケーション、最新のアプリケーションいずれにも十分対応可能なレスポンス
  • エクサバイト規模までスケール可能な拡張性
  • HDDと同等の手頃な価格感(SASタイプのHDD、容量当たりの金額で比較)
  • マルチプロトコルに対応し、さまざまなアプリケーションへのデータアクセスを提供
ストレージ製品におけるVASTのポジショニング
VASTのポジショニング

圧倒的コストパフォーマンスを実現する革新的な独自技術

VAST Data Platform は、多くの特許技術を組み合わせることで、ストレージにおける長年のコストとパフォーマンスのトレードオフ問題を解決します。

低コストのQLCメモリーを活用(特許取得済)

VAST Data Platformは2種類の不揮発性メモリーとして、SCM(ストレージクラスメモリー)とQLCメモリーを採用し、完全なソフトウエアアプローチに基づき設計されています。

QLCには耐久性に劣ることや書き込み速度が遅いといった問題点がありますが、VASTではこれらの問題に対処するために、QLCに合わせた新しいデータ構造を採用し、またSCMを高性能書き込みバッファーとして使用する事でフラッシュの摩耗を最小限に抑えるように設計されています。この組み合わせにより、QLCが長期利用できるようになり製品として10年間のサポートが提供可能となっています。 

  • データの書き込み方法により、QLCの耐久性をカバー
    • 追記型ファイルシステムにより、データの上書きを行わない
    • データの予測的配置アルゴリズムにより、各データの存続期間を予測し、長期データと短期データを異なるグループに配置することで書き込み増幅を抑制
  • SCMとの組み合わせにより、QLCの書き込み速度の遅さをカバー
    • ストレージクラスメモリー(SCM)として3D XPoint を採用。高性能なSCMを書き込みバッファーとして使用し、低コストのQLCをシステムのデータストアとして使用
  • NVMeスイッチとの冗長パスにより、冗長性を担保
    • NVMeスイッチの間に冗長パスを提供し、シングルポートでのフェイルオーバーを実現

次世代イレージャーコーディング(特許取得済)

イレージャーコーディングはデータの冗長性を確保し耐障害性を向上させるための手法の一つです。伝統的な冗長性確保手法(レプリケーションやRAID)よりも効率的にデータを保護できます。

これまで使われてきたイレージャーコーディング(エラー訂正コードとしてリードソロモンコードを使用)では、数十KBなど小さなデータ処理に不向きであることや、ストライプ幅を大きくするとストライプ障害復旧に時間がかかるといった欠点がありました。VASTの新しいイレージャーコーディングは、これらの欠点を補い、多くの同時障害をサポートしながらも、システムオーバーヘッドを2.7%まで抑えることが可能です。

従来のリードソロモンコードによるデータ復旧
従来のリードソロモンコード
VASTのエラー訂正コードによるデータ復旧
VASTのローカルデコード可能なエラー訂正コード

新しいグローバルデータ削減(特許取得済)

VAST は、圧縮や重複排除に加えて、類似性に基づくデータ圧縮によりデータ削減を行います。

従来の類似性判定とは異なり、VAST ではグローバルかつ最適な粒度(従来の1000分の1)で類似性を判定することで、ほぼすべてのデータタイプに対してこれまでにないストレージ効率を達成します。
 

圧縮によるデータ削減イメージ
圧縮
重複排除によるデータ削減イメージ
重複排除
類似性圧縮によるデータ削減イメージ
VAST 類似性圧縮
データ種類による圧縮比率
VASTによるデータ圧縮例

VASTの構成

VAST Disaggregated Shared Everything Architecture(DASE)

VAST DASE は、パフォーマンスと容量を独立して拡張可能なアーキテクチャーです。DASE は、コンピュートノードとデータボックスを共通の NVMe ファブリックで接続します。コンピュートノードを増やすことでパフォーマンスを向上、データボックスを増やすことで容量を増やすことができます。

DASEによるクラスターアーキテクチャー
DASEによるクラスターアーキテクチャー

VAST コンピュートノード

2台から最大10,000台までのコンピュートノードでクラスターを構成でき、ノードに障害が発生してもネットワーク経由でデータを再構築する必要はありません。クラスター内のコンピュートノードはサーバープールに分割でき、任意のサイズのサーバープールのパフォーマンスをアプリケーションに割り当てることでができます。

VAST データボックス

冗長化されたデータボックスによって、RU(ラックユニット)あたり最大1ペタバイトまでデータを管理できます。コンピュートノード数に関係なく拡張でき、マルチプロトコル対応の単一ネームスペースでエクサバイト規模のデータを管理するクラスターを構築することができます。

NVMe スイッチ

データセンターネットワーク(イーサネットまたはInfiniBand)経由でクラスター内の各コンピュートノードを接続することで、独立して拡張可能な冗長クラスターを構成します。

販売モデル

ハードウエア

ハードウエアは買い切りとなります。最新かつ最高のハードウエアが必要な場合は随時ハードウエアを更新することもできますし、購入したハードウエアを使い続ける場合には最長10年の使用が保証されます。

ソフトウエア

ソフトウエア製品(Gemini)はサブスクリプションで提供されます。クラウドストレージと同様に、必要な容量、必要な期間を選択し購入できるため、将来の成長に備えて余計なコストを支払う必要がありません。

容量は最小300TBから選択可能、期間は1~10年での契約となります。
また、オンプレミスの他に、AWSなどのパブリッククラウドで利用可能な形態もあります。

VAST Data Platform 全体像

VAST Data Platform は、単なるエンタープライズストレージではありません。
前述の大容量オールフラッシュストレージとしての優れた機能(VAST DataStore)のほか、追加のライセンス無しで、あらゆる場所におけるデータアクセスとインテリジェントな分析機能を提供します。
来るべき AI時代のワークロードに対応するデータプラットフォームとして、VASTは進化を続けています。

VAST Data Platform 4つのCapability
  • VAST DataStore
    • 非構造化データを扱う拡張性に優れたストレージ
  • VAST DataBase
    • データベース、データウエアハウス、データレイクを統合するデータベース管理システム
  • VAST DataSpace
    • エッジ toクラウドにおけるデータアクセスを高速化
  • VAST DataEngine
    • 関数とトリガーによる実用的なデータ洞察を提供

VASTのユースケース

300TBからエクサバイト規模まで大容量のデータの取り扱いに最適なストレージです。

研究開発におけるAI基盤

ライフサイエンス分野でのAI利用イメージ

VAST は、大量の研究データを収集し、効率的に分析し、その結果を世界中で素早く共有する事が可能です。

VAST は NVIDIA DGX SuperPOD™ 認定を受けたエンタープライズ NAS ソリューションであり、AI トレーニングとリアルタイムの推論に必要なスケールとパフォーマンスを提供します。

デジタルコンテンツ事業における多用途ストレージ

デジタルコンテンツ制作や配信においてもVASTは重要な役割を果たします。高帯域幅の編集や配信に利用されるストリーミングストレージ、レンダリングやVFXワークに必要なトランザクションストレージ、そしてアーカイブやVOD(動画配信サービス)に使用される低コストの大規模ストレージが、VASTでは単一のプラットフォームとして提供され、柔軟かつ効率的なデータ管理が可能です。

デジタルコンテンツ配信イメージ

定量取引におけるデータプラットフォーム

定量取引のデータイメージ

定量取引においてもVASTは重要なデータプラットフォームとして機能します。この分野では、大量の市場データに迅速にアクセスし、数学モデルやAIモデルによる大規模なシミュレーションが必要です。VASTは非構造化データと構造化データを単一のプラットフォームで提供し、エクサバイト規模のシンプルなデータ管理を実現します。     

 

ユニアデックスだからできること

ストレージ製品の豊富な取り扱い実績

Dell EMC、Pure Storage、NetAppなど、業界を代表するストレージ製品を数多く取り扱っており、多くのお客さまへの導入、保守サービス提供実績があります。

  • セキュリティネットワーク構築事例 長崎県立大学 様 Dell PowerStore 導入事例を見る
  • 病院情報管理システム仮想化事例 群馬大学医学部附属病院 様 Pure Storage 導入事例を見る
  • VMware Horizon シンクライアント導入事例 熊本県阿蘇市教育委員会 様 NetApp 導入事例を見る

包括的なご提案

VASTのみならず、サーバーやバックアップアプライアンスといったインフラ機器、OS、ミドルウエアなど、お客さまのご利用シーンに合わせ包括的なソリューションをご提案いたします。

VAST Data とのパートナーシップ

VAST Data Platform 取り扱い開始にあたり、VAST Data 社よりエンドースメントをいただきました。

 

VAST Data CEO 兼共同創設者
レネン・ハラック(Renen Hallak)氏

成長を続ける日本のITインフラストラクチャー分野において、豊富な実績と顧客基盤を持つユニアデックスと、新たなパートナーシップを築けることを嬉しく思います。 私たちの協業は、AI時代にデータドリブンのアプローチを検討、活用しようとしている企業に向けて、このVAST Data Platformを活用いただくことに重点を置いています。ディープラーニングAIのための理想的なデータプラットフォームとして、VAST Data Platformは、組織が非構造化および構造化されたすべてのデータの有用性を高めるのに役立ちます。 私たちはユニアデックスと共に、日本のお客さまに革新的なソリューションをお届けしたいと考えています。

(以下原文)
We are excited about this new partnership with UNIADEX, renowned for their deep expertise and extensive customer network in Japan's growing IT infrastructure sector. Our collaboration is centered around harnessing the potential of the VAST Data Platform for enterprises seeking to leverage a data-driven approach in the AI era. As the ideal data platform for deep learning AI, the VAST Data Platform will help organizations increase the utility of all data, unstructured and structured. We are eager to work alongside UNIADEX to deliver innovative solutions to our customers in Japan.

左からVAST Data Japan Country Manager 藤井 洋介氏、VAST Data CEO 兼共同創設者 レネン・ハラック氏、
ユニアデックス株式会社 業務執行役員 中村 智弘、ユニアデックス株式会社 マーケティング本部 戦略企画推進部 部長 八巻 秀欣

VAST Data Platform 資料ダウンロード

① VAST Data Platformのご紹介

VAST Data Platformの特長・機能から、技術的な内容や販売モデルなど、サービス全般をご紹介する資料です。

VAST Data Platform資料表紙・本文イメージ
目次(抜粋)
  • VAST Data Platformの特長
    • 1.優れたコストパフォーマンス
    • 2.単一システムで無制限の拡張性
    • 3.多機能でシンプルな管理画面
  • 競合製品との比較
  • 販売モデル
資料①をダウンロード

② 映像制作現場の生産性を向上させるストレージ戦略

映像制作の現場で、日々増え続ける大容量データの保存・活用にお悩みの方向けの資料です。

VAST Data Platform資料「大容量・高速・低コストを実現する映像制作現場の新たな選択肢」表紙・本文イメージ
目次
  • 4K/8K時代に、映像制作会社が抱えるストレージの課題
  • HDD+SSDに代わる、これからのスタンダードストレージ
  • 映像制作会社の課題を解決する「VAST Data Platform」
  • VAST Data Platformの導入から運用を支援するユニアデックス
  • まとめ
資料②をダウンロード
  • 資料①も同時にダウンロードいただけます

商品販売元

更新日:2025年07月01日

お問い合わせ

お客さまの立場で考えた、
最適なソリューションをご提供いたします。
お気軽にお問い合わせください。