ランサムウエアの被害を最小限に抑えるセキュリティー対策の勘所
- お役立ち情報
2023年07月13日
- セミナーレポート
- セキュリティー
多くの企業でDXが急速に進む一方、情報の窃取や身代金などを目的としたサイバー攻撃が激化しています。なかでも企業の事業継続を脅かす深刻なリスクとなっているのがランサムウエアによる被害です。標的となるのは大企業だけではありません。むしろ十分なセキュリティー対策が行えていない中小企業を狙い撃ちにするケースが目立っています。こうしたサイバー攻撃の被害を最小限に抑えるために必要な対策を見いだすべく、ユニアデックスが2023年5月16日に開催したオンラインセミナー「ランサムウエア対策の見落としがちなポイント ~被害を最小限に抑えるには~」の内容をご紹介します。
基調講演
ランサムウエアの真実
~暗号化するだけがランサムウエアではない!? その被害実態と取るべき対策~
現状を客観的に把握し、最悪の状況を想定することが対策の基本

工学研究科 教授
森井 昌克 氏
一時期は盛んに報道されたランサムウエアの被害ですが、最近では見聞きすることが少なくなりました。セキュリティー対策が進んで被害が減ったのかというと、決してそのようなことはないようです。
- ※1警察庁「令和4年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R04_cyber_jousei.pdf)
- ※2徳島県つるぎ町立半田病院コンピュータウイルス感染事案有識者会議調査報告書 (https://www.handa-hospital.jp/topics/2022/0616/report_01.pdf)

Session1
ゼロトラストアーキテクチャーへのスムーズな移行を包括的に支援

マーケティング本部
ビジネス企画開発部
第一企画開発室
上席スペシャリスト
岩竹 智之
従来のセキュリティーは、重要なIT資産をファイアウオールで隔てた境界内に配置して運用する、いわゆる境界型ネットワークによって守ってきました。これに対して現在は、人、端末、場所、クラウドサービスの個々の要素を常に確認し、リスクを掛け合わせた最小限のアクセス付与にすることで包括的なセキュリティー管理を実現する、ゼロトラストアーキテクチャーが主流になりつつあります。企業はいかにして、この新しいセキュリティーモデルに移行することができるでしょうか。

Session2
ストレージの機能とバックアップ製品を組み合わせたデータ保護

マーケティング本部
プロダクト企画開発部
第一企画開発室
佐藤 裕
ランサムウエア被害は増加傾向にあり、身近に起こり得る状況となっています。実際に被害を受けると、一部でも業務が停止する可能性は90%近くになります。また半数近くの企業が、業務復旧までに1週間から2カ月の期間を費やしています。


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