ユニアデックス 日本特殊陶業へ「CASB」サービスを提供し、 安全なクラウドセキュリティー基盤を整備
-レポートからアセスメント、ポリシー策定までを提供し、ガバナンス強化も支援-
- ニュースリリース
2018年07月25日
お客さま導入事例
ユニアデックスは、日本特殊陶業へ「CASB(Cloud Access Security Broker)」サービスの提供を開始しました。これにより7,000台を超えるPCからインターネットへのアクセスログを解析し、社員のクラウドサービス利用実態を可視化することができます。また各クラウドサービスのリスク評価に基づき、ハイリスクなクラウドサービスについては、ファイアーウォールやプロキシサーバーと連携して遮断するなどの運用が可能となります。
■日本特殊陶業「CASB」活用利用構成図
【背景】
国内の多くの企業では、すぐにどこからでも利用可能なクラウドサービスやクラウドアプリケーションの利用が加速しています。その反面、会社の管理下にないクラウドサービスを社員が勝手に利用する「シャドーIT(注)」が、新たなセキュリティーのリスクにもなっています。
日本特殊陶業でも、これまでは、社員からの利用申請をベースにクラウドサービス利用を許可していましたが、クラウド利用状況の可視化など、シャドーITへの対策が急務となっていました。
そこで、企業内のクラウドサービス利用の実態を可視化し、利用者の振舞いをコントロールする「CASB(Cloud Access Security Broker)」サービスの導入を決めました。
【導入内容】
今回、日本特殊陶業では、ユニアデックスが提案したマカフィー社の「McAfee Skyhigh Security Cloud for Shadow IT」(以下、Skyhigh for Shadow IT)を採用しました。
本サービスは、企業内のクラウドサービス利用実態を可視化し、利用者の振舞いを把握、危険な行動・リスクの高い行動のコントロールを行うことが可能です。そのため、企業は信頼性の高いサービスを選択し、安全なクラウドサービスを運用することができます。
日本特殊陶業は、7,000台を超えるPCからインターネットへのアクセスログを解析し、社員のクラウドサービスの利用状況を的確に把握できるようになり、リスク判断の根拠も明確になりました。
これにより、万全なクラウドセキュリティーの基盤が整備できました。加えて、Skyhigh for Shadow ITから得られたデータを基に、クラウドセキュリティーポリシーの整備を行い、クラウド利用の運用プロセスの確立に向けた活動に着手しています。
【今後の展開】
ユニアデックスでは、レポートからクラウド利用アセスメントに加えて、新たな運用プロセス確立のためのクラウドセキュリティーポリシー策定についても合わせて提供し、日本特殊陶業のさらなるクラウドセキュリティーのガバナンス強化を支援していきます。
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注1)
シャドーIT
シャドーITとは、企業の従業員が会社の管理下にない、あるいは利用に関するルールが設けられていない状況で、IT機器やアプリケーションなどを業務活動に利用する行為や状態を指します。
【エンドースメント】
今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。
- ※ 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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