ユニアデックスがBig Switch Networksの SDN製品のラインアップを拡充
- オフィスネットワーク向けに高品質で安全なネットワーク環境を安価に提供開始 -
- ニュースリリース
2018年11月07日
商品・サービス
ユニアデックスは、Big Switch Networks(日本法人:東京都千代田区、以下Big Switch)が提供するオフィスネットワーク向けSDN製品「Big Cloud Fabric for Campus Core」を本日から提供開始します。「Big Cloud Fabric for Campus Core」は、ビルや建物内のオフィスネットワークの運用について、ソフトウエア型のSDNコントローラーを用いてシンプルな運用環境を実現します。運用担当者は、高度な運用スキルがなくても、高品質なネットワーク環境と安全なセキュリティー対策を低いコストで運用することが可能になります。
■「Big Cloud Fabric for Campus Core」概要図
【背景】
企業などのIT部門は、高度なネットワーク運用スキルを持つ人材の慢性的な不足をはじめ、さまざまな課題を抱えている一方、クラウドやモバイルなど新たなプラットフォームを活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション)実現による新たな価値創出に期待が高まっています。さらに、オフィスネットワークシステムの運用においては、セキュリティー対策の高度化が進み、運用担当者の業務負荷が増大しています。
従来、両社はデータセンターネットワークにおけるシンプルな運用と迅速な対応を実現したSDN製品 「Big Cloud Fabric」 を提供してきました。このたび、主力機能・ライセンス形態はそのままにデータセンター向けの機能の一部を省略し、ビルや建物内のオフィスネットワーク向け「Big Cloud Fabric for Campus Core」を提供します。
ユニアデックスは、既存の 「Big Cloud Fabric」 を国内外の大規模データセンターを中心に提供し、構築の実績を積み重ねてきました。国内でもオフィスネットワーク内でのSDNの活用のニーズは高いことから、「Big Cloud Fabric for Campus Core」をラインアップに加え、構築から運用・保守まで一括提供します。
【特徴】
本製品を構成する 「Big Cloud Fabric Controller」 は、ソフトウエア型のSDNコントローラーで、以下の点で従来型の製品と大幅に異なります。
- 1SDNコントローラーからの一括運用による管理負荷の軽減
- 2ダウンタイムの削減
- 3人的ミスの削減
従来のネットワークスイッチ製品では、ネットワーク機器ごとに機器の物理構成・ファームウエア・設定情報の設計・管理を運用担当者が行っています。このため、時間がかかる上、人的なミスによるダウンタイムが誘発されていました。本製品では、運用担当者のインテント (意図) に基づき、SDNコントローラーが各イーサネットスイッチ内の 「Switch Light OS」 を制御し、高品質なネットワーク環境と配下の複数のネットワーク機器をあたかも一台のスイッチのように管理することが可能となります。これにより、ダウンタイムが少なく堅牢でシンプルな運用環境を提供します
【今後】
ユニアデックスは、「Big Cloud Fabric for Campus Core」を医療・金融業界や官公庁をはじめ、幅広い企業・組織に安価に提供することで、日本国内でのSDN 関連製品市場の活性化とビジネス拡大を目指します。
- ※ 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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