日本ユニシス、ユニアデックス 三越伊勢丹ホールディングスがテレワーク基盤としてクラウド型ネットワークサービス「Wrap®」を採用
~ withコロナの働き方改革。ネットワークリソースの一元管理を実現 ~
- ニュースリリース
2021年07月05日
お客さま導入事例
日本ユニシスとユニアデックスが提供するクラウド型ネットワークサービス「Wrap(ラップ)」を、三越伊勢丹ホールディングスがテレワーク基盤として採用しました。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、企業や団体においては、従業員一人一人のテレワーク環境の導入が進んでいます。「Wrap」は、どこからでもセキュアに企業ネットワークの利用ができるだけでなく、ネットワークリソースの一元管理が可能です。
背景
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、時差出勤やテレワークなどの働き方改革を推進する企業や団体が増えています。政府も継続してテレワークの積極的な活用を呼びかけており、テレワークの重要性が増しています。そのため、社員がどこからでも安全に働ける環境と、テレワークで使用する端末一つ一つの管理が企業に求められています。
三越伊勢丹ホールディングスでは、コロナ禍の業務継続において、既存のテレワーク環境を急ぎ拡張整備をする必要がありました。継続的かつ大規模に展開するにあたって、より運用性能が高く展開しやすいものを求めていました。グループ全体のテレワーク環境の一元管理を目的とし、「Wrap」が持つ拡張性・柔軟性・フレキシブルなライセンス体系が評価され、日本ユニシスとユニアデックスが提供する「Wrap」を採用しました。三越伊勢丹ホールディングス全体への大規模な展開と構築作業を三越伊勢丹システム・ソリューションズが行い、短期間での導入を実現しました。
Wrapの概要
1.ゼロタッチ接続
「Wrap」が提供するソフトウエアSIMによる強固なネットワーク認証を用いることで、利用者に認証操作を要求することなく社内ネットワークにアクセスすることが可能です。
2.高セキュリティー通信
TCP/IPネットワーク上で仮想LTEによる通信を行うことで、フリーWi-Fiや自宅のインターネット回線などでも、世界中からLTEと同等の最高強度のセキュア通信が可能です。
3.ユーザー通信の制御・利用状況の可視化
ソフトウエアSIMごとに通信可否の設定などが柔軟に対応でき、またそれぞれの接続時間や通信量などが可視化されることで、端末・ユーザー単位での制御、稼働状況・実態に即した勤務状況などの把握が可能です。
4.インターネットブレークアウト
インターネットやSaaSサービスへのアクセスに「Wrap」のインターネットアクセスサービスとUTM機能(注2)を利用することで、企業内インターネット回線へのトラフィックを安全にオフロードできます。
5.完全な双方向通信
端末からの通信のみでなく、お客さまセンターから端末に対する通信も制御・コントロールし、端末へ直接通信することが可能です。これにより、管理ソフトウエアに依存しない端末へのアクセス・ソフトウェア配布など、端末のセンターコントロールが可能になります。
今後の展開
IoT化やロボット活用により企業のネットワークに繋がるデバイスは増加しています。日本ユニシスとユニアデックスは、このような多様化・複雑化するネットワークリソースを一元的に管理し、セキュリティーレベルが高いネットワーク環境の構築を「Wrap」を通じて支援していきます。
以上
- 注1)LTE over IP
LTEの持つ高い管理セキュリティーや端末の管理、QoSなどの機能を、既存IPネットワーク上で一般的なPC端末などで実現する機能 - 注2)UTM機能
「Unified Threat Management」の略で、異なるセキュリティー機能を一つに統合し、ネットワークを集中管理する機能
- ※Wrapは、ユニアデックス株式会社の登録商標です。
- ※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
過去のニュース
-
ニュースリリース
ユニアデックス ヴイエムウェアとセキュリティー領域で協業し「Uniadex CloudPas® for VMware」を提供開始
~次世代型セキュリティーモデルに対応し、統合された運用を実現~ 商品・サービス
-
お知らせ
日本ユニシス株式会社の商号変更に関するお知らせ 事業展開/協業・提携
-
お知らせ
「テレワーク診断」をWebから実施できるようになりました
~ヒアリング項目をWebフォームで入力いただき、速やかに診断します~ 商品・サービス