ユニアデックス、Claroty Ltd.と販売パートナー契約を締結
「Claroty xDome」を提供開始

~OT資産の可視化からセキュリティー管理を実現するソリューション~

  • お知らせ

2025年03月18日

商品・サービス

ユニアデックスは、Claroty Ltd.(以下、Claroty)と販売パートナー契約を締結し、産業向けサイバーフィジカルシステムのセキュリティー対策ソリューション「Claroty xDome(クラロティ エックスドーム)」の提供を、本日から開始します。
本ソリューションは、ネットワーク全体を一目で把握できる直感的なインターフェースで提供されます。お客さまは、管理者の負担を大幅に軽減でき、業務の効率化を図れるとともに優先順位に応じた継続的なセキュリティー対策が実現できます

背景

これまで、製造業などの工場内システムは、インターネットに接続しないことを前提としていました。しかしながら、昨今工場内もデジタル化が進み、VPNを経由したメンテナンス作業、クラウドを利用したデータ分析などが行われるようになり、外部へ接続する全ての機器に対するセキュリティー対策が必要不可欠となっています。
ところが従来の方法では、増え続けるデバイスの管理や運用、セキュリティーリスクや脆弱性への対応は難しい状況です。さらに、最近では工場システムなどの重要インフラに対するサイバー攻撃が増大しており、生産ラインの停止にとどまらず、事業そのものにも甚大な損害を与え、企業の運営に影響を及ぼすことも危惧されています。そのため、現場に設置された機器とそれらのセキュリティーリスクを正確に把握することが求められています。

概要

ユニアデックスは、産業用ネットワーク機器やセキュリティー製品の提供に加え、お客さまのOT領域全体のネットワーク、セキュリティー対策を最適化する一連のソリューション、およびサービスの提供を拡充しています。
今回、OT領域内に接続されているデバイス情報だけでなく、それらが持つ脆弱性、リスクの可視化を実現するソリューションとして、「Claroty xDome」をラインアップに追加しました。
 
Claroty xDomeは、独自の方法で資産の可視化を実施し、不審な通信や脆弱性をリアルタイムで検知します。加えて、脆弱性とリスク管理、ネットワークの保護、脅威探知を分析することで、お客さまの優先順位に応じた継続的なセキュリティー対策を実現します。
 
これらの機能は、ネットワーク全体を一目で把握できる直感的なインターフェースで提供されるため、管理者の負担を大幅に軽減するだけでなく、業務の効率化を図ることができます。
 
Claroty xDomeの特徴は以下の4点です。

  • (1) 資産管理
  • 5種類のアセット検出方法ですべての資産を可視化し、資産情報をモニタリングできます。
  • (2) 脆弱性とリスクの管理
  • 最新の脆弱性情報とお客さま環境内の資産を自動的に関連付けし、リスクを一元管理できます。
  • (3) ネットワーク保護
  • 通信の流れを分析することで、既存のネットワークポリシーのモニタリングおよび修正作業を実施することが可能です。
  • (4) 脅威検知
  • 既知の脅威と新たな脅威に対して迅速に認識できるため、運用に影響を及ぼす前に最適な措置を可能にします。

環境に最適な方法でデータの収集が可能
環境に最適な方法でデータの収集が可能

今後の展開

ユニアデックスはClarotyの提供を通じて、製造業をはじめとするお客さまが抱えるリスクの低減、OT領域内のシステムへの適切なセキュリティー対策の支援をさらに加速していきます。なお、OT領域のセキュリティー対策は、経済産業省が策定した「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン(※注)」に準拠した対応が必要です。ユニアデックスは、本ガイドラインの各プロセスに応じたソリューション・サービスを今後も拡充していきます。

ユニアデックスの提供範囲

以 上


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