未来飛考コンパス ~未来を紐解くために、とにかく数値化・グラフ化しよう!

  • アイデア発想

2023年02月28日

  • ワークショップ

未来を紐解く苦悩...

私たち未来サービス研究所(以下、未来研)では、お客さまとともにビジネスアイデアの創出・未来予測を日々行っておりますが、未来を紐解く上で以下の課題に直面していました。

  • 集団の想い(テーマや予測項目)のベクトル合わせが難しい
  • 想いを公平に評価できない、バラツキがある
  • 簡単、分かりやすい形で共有できない
  • 想いを定期的に見直すことができない

ビジネス開発や未来予測においては、集団の想いをどのように表現し、ベクトルを合わせ、想いを公平に評価し、簡単、分かりやすく共有することが必要になっています。また、想いを繰り返し見直しすることが重要になります。

とにかく数値化・グラフ化しよう!

未来研では、これらの課題を解決する手法として、想いを "数値化" して分かりやすくすることを始め、表現方法をグラフ化する一手法として "散布図" を使用することにしました。散布図は調査/検討内容・課題やアイデアなど、任意の項目や個の意見が図上にプロットされ表現できます。今後の方向性や行動を決定する際の判断材料の1つとして "さまざまな散布図" を使用しています。
 
散布図のさまざまな形(アイデア評価、市場予測など)

また、 "散布図" を1つのキャンバスにしてさまざまな意見をタイムリーに入力、評価、表現可能なツールとして "未来飛考コンパス" を開発し、リモート/リアル/チャットなどの会議の形態を問わず、未来予測などを行っています。

未来飛考コンパスとは?

未来飛考コンパスとは、 "未来予測"、"事業企画"、"課題" など、ワークショップや会議の場で発生する意見・思考・妄想を数値化し、散布図やランキングの "カタチ" に可視化、対話の発散、収束の支援を行う "まとまらない対話をまとめる" ツールです。

未来飛考コンパスは3ステップ

議論するテーマを決め、検討する項目を洗い出しします。その後項目を評価する評価軸を定め、評価者により各項目の評価を行います。自動で散布図、ランキングが作成され、これらをもとに議論を進めていきます。

未来飛考コンパス(図の例)

下図は、議論するテーマを "農業の今後(5年後)" とし、今後発生する事項をテーマに沿って検討者で洗い出し、評価軸を "市場影響度"、 "発生確率" として評価した結果を "未来飛考コンパス" にて自動生成した "散布図" となります。 散布図を見ると右上の赤枠 「ゾーン3」 については発生確率(横軸)、市場影響度(縦軸)がともに高い値となっているため、農業の今後として注視すべき事項と考えられます。

未来飛考コンパスを利用するには

"未来飛考コンパス" は未来研が無償配布しているツールです。すでに複数社にて、ビジネス開発や未来予測、課題整理などのシーンでご利用いただいております。皆さまもぜひ未来飛考コンパスを手に入れて、未来の姿を見える化してみましょう!

  • 未来飛考コンパスの利用をご希望の方は、お問い合わせフォームよりお気軽にお声がけください。
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