「リアル、バーチャル、ハイブリッド・・・新しい働き方を考えよう!」未来妄想サロン第四回を実施
- アイデア発想
2021年11月11日
- ワークショップ
未来サービス研究所(以下、未来研)が展開する「未来妄想サロン」は異業種交流の場であると同時に、社会や技術の新しい兆しをつかみ、さまざまなワークショップの手法に挑戦する場も目指しています。四回目となる今回は、「リアル、バーチャル、ハイブリッド・・・新しい働き方を考えよう!」というテーマを設定。オンライン上にまるでオフィスのような仮想空間を提供する「バーチャルオフィス」に注目しました。
未来研では、今後の新しい働き方の一つとしてバーチャルオフィスの調査研究を行っています。さまざまなバーチャルオフィスのツールを調べたり、実際に使ってみたりするなかで、バーチャルだからできること、やっぱりリアルがいいなと思うこと、など色々な気づきがありました。
コミュニケーションをとりやすい働き方、作業に集中できる働き方、アイデアを出しやすい働き方・・・。業務内容によっても求める働き方はさまざまだと思います。今後、新型コロナウイルスが収束したときに、どのような働き方がスタンダードになるのでしょうか。また私たち一人一人にとっての理想の新しい働き方とはどのようなかたちでしょうか?
今回は7社10名の皆さまにご参加いただきました。アイスブレークのあとに、山田研究員が「バーチャルオフィスという選択肢」というテーマでバーチャルオフィスの機能や特徴について解説しました。事前開催したバーチャルオフィス体験会に参加できなかった方もいらっしゃったため、再度Gather.Townのデモンストレーションも交えつつ、バーチャルオフィスの可能性と課題について整理しました。
続いて座談会に入ります。ブレークアウトセッションで2つのグループに分かれ、「新型コロナウイルスの影響で働き方はどう変わった?」「バーチャルオフィス、どんなふうに使う?」など意見を交わしました。
しめくくりには、須藤研究員が「働く場所にとらわれない多様な働き方へ」というテーマでミニ講演を行いました。VRなどの最新技術を用いた最先端のバーチャルオフィス開発が進む一方で、仮想空間だけではなく、ワーケーションや託児サービス付きシェアオフィスなど従来型のオフィスにとらわれない新しい働き方が広がっています。これらの豊富な事例を取り上げながら、未来の働き方の可能性について解説しました。
実施後のアンケートでは、こんな声をいただきました。
「バーチャルオフィスという言葉自体は知っていたが、どのようなものなのか理解できていなかった。今回サロンで取り上げていただき、また参加者においてもバーチャルオフィスについての意見を聞けて大変参考になりました。」
「バーチャルオフィスの必要性について疑問に思っていましたが、実際体験したり他社の方のお話を伺って、利用方法や必要性が理解できました。またテレワークや書類の電子化について、他社での取り組みや課題の情報共有ができてよかったです。」
「初めての参加で緊張しました。溶け込みやすい雰囲気を作っていただき、ありがたかったです。機会がありましたら、また参加させていただきたいと思います。」
今回のサロンはバーチャルオフィスの解説やデモンストレーションに重点をおいた背景もあり、グループディスカッションの内容を深めていく時間がもっと欲しかった、というご意見もありました。今後のテーマ設定や進行の参考となる貴重なご意見をありがとうございました。
未来サービス研究所 ワークショップのあゆみ
- 2021/7/19「10年後の未来を想い描く、オリジナル未来予測マップを作ろう!」未来妄想サロン第三回を実施
- 2021/4/14「知りたくないですか? 〇年後の未来を探るコツ!」未来妄想サロン第二回を実施
- 2021/1/4 異業種交流アイデア創出ワークショップ「アフターコロナ時代における新しいサービスを考える 5~10年先の未来社会を楽しもう!」を合同開催
- 2020/12/1 オンライン異業種ワークショップ「未来妄想サロン」を実施しました!
- 2020/9/1 オンラインワークショップ「テレ〇〇を妄想しよう!」の社内トライアルを実施しました。
- 2020/2/18 未来研と日本ユニシス総合技術研究所で合同ワークショップを実施しました。
- 2019/9/30 株式会社テレコムスクエア様と開催した共創ワークショップの模様を公開しました。
2021年11月11日公開
(2021年11月11日更新)
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