異業種交流アイデア創出ワークショップ「イノベーションの源はどこにある?わくわくを形に変える会社を作ろう!」を合同開催

  • アイデア発想

2022年01月20日

  • ワークショップ
  • イノベーション

今年度もバーチャルハリウッド協議会との合同ワークショップを開催しました。まだ新型コロナウイルスが収束してないため昨年度に続きZoomでのオンライン開催となりました。

今回のテーマは、「イノベーションの源はどこにある?わくわくを形に変える会社を作ろう!」。普段思い描いているアイデアを実現できる企業を仲間で作ってみようということです。参加いただいた10社23名を普段接しないメンバーでチーム分けして、異文化を感じながら協力しあって進めてもらいました。
 
今回もどんな成果が出てくるか、とても楽しみなワークショップになりました。
 
ワークショップの目的は、「チームごとに妄想を共有しあい、それを実現するためのベンチャー企業を創業すること」。良いイノベーションを生み出すためには、チームメンバー全員が「自分ゴト化」できるテーマが必要であり、一人称で話す人が多いプロジェクトは成功すると言われています。各チームのメンバーは最初にそれぞれの思い(妄想)を出し合いそれぞれの視点で構想を練ります。その上でチームとして取り組むビジネスアイデアにまとめ、チームメンバー全員が「自分ゴト化」できるテーマを絞っていきます。活動の内容をオンラインホワイトボード「miro」を使ってまとめており、参加者全員と運営メンバーとも状況を共有しながら進めていきます。

miro
miroを使ったディスカッションの様子

最終段階では、どのようなベンチャー企業を作りたいかがチーム内でまとまったところで、発表に向けた準備をしていきます。発表用シートには会社名や創業の想い、事業内容などを記載し、チーム内で浮かんだ妄想がカタチとなっていきます。

miro
あるチームの様子。絵を描くなど各チームさまざまな工夫をされていました。

さらに発表においてひと工夫。他チームの発表を聞いているとき参加者の皆さんには「企業投資家」になっていただき、各自1億円を自チーム以外に投資してもらう形式にしました。各チームはより多くの投資金獲得を目指し発表にも工夫され、熱のこもった質疑となりました。

投資額一覧
投資額の結果。チーム3が最も多い投資額を獲得しましたが、どのチームも甲乙つけがたい内容でした。

実施後のアンケートでは、回答者全員がワークショップの内容に「とても満足」「まあまあ満足」と評価していただきました。昨年度と比較し「とても満足」は11%UPとなり、運営メンバーも満足しています。
 
またコメントとしても、「さまざまな視点で、提供する価値を考えられたのが面白かった」「オンラインでもここまでできるのか、と感心しました。段取り・ファシリテーションが素晴らしいと思います」「期待どおりで有意義でした。本当にチームメンバーたちと事業を立ち上げたいという気持ちが沸き起こりました。貴重な機会をご提供くださり、ありがとうございました」など今回のワークショップを企画・運営した側として嬉しいメッセージをいただけました。
 
一方で、「ワークが始まる前に普段の仕事のお話しや今回参加した理由など会話できれば、各個人のコメントについても背景をより理解しながら聞くことができた」などのご指摘もいただきました。これらの貴重なご意見をもとに、ワークの時間配分の見直しなどを行いながらより付加価値の高いワークショップを提供できるよう、ノウハウを磨いていきます。
 
未来サービス研究所では、今後もワークショップや講演会などを開催し、さまざまなお客さまとのつながりを拡げる/深める共創活動を推進していきます。オンラインによる実施のほか、今後は新型コロナウイルスの状況を踏まえオフラインによる対面開催も視野に入れ、企画を進めていきたいと思いますのでご期待ください。
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未来サービス研究所 ワークショップのあゆみ

2022年01月20日公開

(2022年01月20日更新)

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